世界、大人の社会科見学!

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中国 香港・深セン

2017香港・開平9 イビス香港北角前から中国の開平まで、直行バスに乗って出かけた件

開平は広東省江門市にある街で、中国広東省にある二つの世界遺産のひとつだ。

明代、水害と匪賊を防ぐ目的でこの地に作られた開平の楼閣は、ゴールドラッシュと鉄道建設に沸くアメリカに出稼ぎに出かけた人たちが排華法案で帰郷して、その数は劇的に増えた。

一説によると1900年から1930年の間に建てられた楼閣は1600を超え、最終的には3000を超えたという。出稼ぎ帰りの中国人はドル高で金持ちだったし、当時この地には馬賊が出没していたのだ。

匪賊とか馬賊とか、なんだかすごい話だ。

 

そんな開平へは香港から陸路で約250km、約4時間の距離になる。

香港から何本か出ている開平行き直行バスのうち1本は、朝の8:00にイビス・香港ノースポイントの前から出る。7:45頃にチェックアウトを済ませ、2階のロビーにある自由に使えるPCでニュースをチェックしつつ、窓から見えるバス停をチェックする。

中国旅行社のスタッフは「バスは8時に出ます。10分前にはバス停にいてくださいね」と言っていたので、ロビーの窓からバスの姿が見えてからとも思ったけれど、7:50にバス停にはバス停前に出ておく。私はチキンなのだ。

振り返るとibis。1泊5000円台で私を泊めてくれてたイビス・香港ノースポイント、ありがとう。噂とは違い、君はなかなか良いホテルだった。でも週末は7000円とかお高いことを言うから、私は大陸に逃げるよ。

チケットは昨日のうちにイビスから120mの距離にある中国旅行社で買ってある

チケットを買ったのは中国旅行社だけれど。バスの会社は「環島大陸通」と言うようだ。バス停にある写真のバスが来るって言っていたけれど…

バスは10分遅れでやってきた。

このバスの始発は柴湾のどこか、7:40にそこを出て、大古城のどこかを7:50に通り、8:00に北角ibisの前にやってくる。更には観糖のどこかを8:15に通るようなのだが、その「どこか」が私には全く分からない。事前に分かったのがイビス前だけだったんだよなぁ。

一応パーソナルモニタもついた4列シートのバスは、私の名前を確認するとあっさりと出発する。予約者名簿くらいは持っているだろうしそうそう置いてきぼりもないだろうけれど、バス到着時にホテルのロビーにいるのはやっぱりよろしくないかもしれない。

名前を確認すると「開平」と書かれたステッカーを渡される。深セン湾のイミグレを抜けた後、このステッカーが乗り継ぎバスのチケット替わりとなる。中国語の苦手な私は、バスのスタッフから見つけてもらいやすいように、胸の目立つ場所にステッカーを貼っておいた。

 

北角を出て1時間弱、バスは香港と中国メインランドの国境である深セン湾口岸に到着した。

香港と大陸中国の国境のうち、深セン湾口岸は最も空いているものの一つだと思う。私はここで行列というものを見たことがない。

パスポートにスタンプを受け大陸中国に入ると、その前にはそこそこの規模バス乗り場があり、ここで環島大陸通の開平行きのバスを探す。乗客はみんな香港からやってくるので、出入国や税関などの時間を考慮した接続時間になっており、すんなり入国できると「少しの間バスを待つ」感じだ。まぁ、きわめて常識的な接続、だ。

更にここから3時間少し、今度はパーソナルモニタはないバスで、大陸の高速道路をひた走る。

途中1回だけサービスエリアで休憩。バスにはトイレがないので、特にその気がなくとも行っておく方が良い。中国には「普通に使えるトイレを見つけたら、したくなくとも行っておけ」という格言もある。もっとも最近は、習近平の「トイレ革命」指示を受け、中国国内でも「冗談じゃなく普通に使える無料の公衆トイレ」が増えているけれど。時代は変わるなぁ…

バスは更に高速を、そして一般道を行く。途中、水口という街のバスターミナルに立ち寄る。この街では浴槽や蛇口など水回りの卸問屋が多い。水口で水回りとか、ダジャレだったのか?

香港・北角から4時間少し、バスはやっと開平の義祠バスターミナルに到着した。

4時間と言えば東京-香港、新幹線なら東京-広島くらい行けてしまう、それなりに長い時間で結構疲れはする。しかし香港からの直行バスが到着した義祠バスターミナルは長距離バス専門のバスターミナルで、市内中心部のローカルバルターミナルまでは、まだ2.3kmある。


2.3kmは歩けない距離じゃないけれど、ここは素直に市内バスに乗る。義祠バスターミナルには路線図もあるし便数も少なくない。

お、この301番バスも開平のバスターミナルを通るようだ。運賃は2元とのこと。

香港・北角を朝の8時に出て、約5時間後の午後1時頃、私は開平旧市街の中心地に到着した。

結構時間がかかった印象もあるけれど、ホテルの目の前でバスに乗ってからあまり移動もなく、午後1時というまだまだその日の観光が可能な時間に開平に到着できるのは、なかなか時間効率が良い。下調べを十分にしてタクシーでもチャーターすれば、かなりきついけれど日帰り観光も、まぁ理屈の上では無理ではない。

私は絶対やらないけれど。

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