世界、大人の社会科見学!

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中国 香港・深セン

2017香港・開平14 田んぼと畑の中にある地味な加拿大村(カナダ村)が、なかなか美しい楼閣群だった件

加拿大村は、国道325号線をはさんだ三門里の反対側にある。

一応案内板はあるものの、この加拿大村へのアクセスは大変に分かりにくい。住所としては「开平市赤坎镇灵源管区加拿大村」ことになっているのだが、実際に楼閣が点在するのは蛇行する川鎮海水の北側にある溜め池の北東、「虾村新村」というエリアだ。

googleMapで中国の地図を示すと、衛星画像と地図が微妙にずれるので、画像で表示をすると、だいたいこの辺りになる。

迎龍楼から三門里のバス停まで戻り、南下できそうな道を探す。

結構交通量の多い国道を渡ると、ちょっとした集落があるのだが、

これ、楼閣ですから。建物はここ10年か20年に建てられたような様子だけれど、建築形態は明らかに「開平の楼閣」ですから。建築様式としての楼閣はこの土地の伝統なのだねぇ。

村の人に加拿大村までの道を聞くと、裏の畑を指さす。どうやらここをまっすぐ南下すれば良いらしい。

確かに歩く事はできる。しかし私の考えでは。これは「道」ではない。

足を滑らせないように慎重に用水路横を歩くと、竹林に囲まれた楼閣が見えてきた。加拿大村だ。

加拿大村は1923年から建築が始められた。カナダへの出稼ぎで財をなした人たちが作った、視塔や集会所を含む12の建物で構成された村だ。20世紀初頭の典型的な開平楼閣がここでは見られる。

 

 

住居は、賊の襲撃を警戒していたけあって、窓は高く小さめだし、バルコニーにはしっかりと鉄格子がはまっている。人は住んでいないが、入り口にはしっかり鍵がかけられていて中に入ることができない。しかし玄関先や敷地の中歩く事は不可能ではない。

カナダを象徴するメープルの葉をつけた、ちょっと無警戒にも見える平屋は集会所だったらしい。まぁ盗賊の目的は財産か人だし集会所までがちがちに守る必要はないか。

監視塔。開平の楼閣群でもっとも特徴的なのが、この監視塔だ。馬賊や匪賊から村を守るための楼閣なのだから、監視塔の存在はもっともなのだけれど、本当にここで四六時中見張りをしていたのだろうか?とも考える。12戸の集落が24時間周辺を警戒するのは、結構大変な気がする。まぁ、「必要に応じて」位なんだろうな。

開平が世界遺産に指定された頃には多少はきちんとしていたのか案内板もないではないのだけれど、今では木や草に半分隠されている。半放置、という印象だ。

世界遺産登録物である三門里の迎龍楼もそれなりに面白かったけれど、田んぼと畑の真ん中で半分放置されている加拿大村の方が私には面白かった。ちなみに加拿大村の楼閣の一部は、農機具置き場になっていたり洗濯物干し場になってもいる。

遺構はしっかり管理されるべきであるのだろうだけれど、こういうのも好きだ。

ちなみに加拿大村から開平までの帰路は、三門里のバス停から東に向かうバスに乗れば良い。多分全てのバスが開平のどこかを通る。

 

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