旅メモ ポーランドのスーパーで買った寿司が残念だった件
新年あけましておめでとうございます。
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ポーランドの物価が、その内容から考えれば決して高くはないこと、もう少し言えば「ヨーロッパとしては高くはないこと」は前回書いた。ポーランド旧東欧諸国最大の農業国であり、EUにおいても重要な農業国の一つとして数えられる。まぁ、食い物は豊富なわけだ。
スーパーをのぞくと、パンが一つ15円、巨大なソーセージ5本パックが150円、冷凍のピエロギが1kg160円、ステーキ肉約400gが350円、合挽肉が100gあたり約40円と大変ありがたいお値段だ。
そんな中、ちょっと目を引くものがある。
寿司。ヨーロッパでよく見かけるパック寿司だ。ポーランドにもあるんだねぇ。お値段は21ズウォティ(≒670円)からとお安くはない、というよりはお高い。ポーランドに着いた直後は「ここにもあるんだねぇ」と余裕でスルーしていた。
しかしそこは悲しい日本人、何日かすると米に飢え始め、クラクフのディスカウント系スーパBiedronkaで大きめのパックが13.8ズウォティ(≒446円)だったのを見て、ついうっかり飛びついてしまったのだが、
不味い。今月食べた食べ物の中で一番不味い。
誤解のないように書いて置かなければならないのだが、ヨーロッパのパック寿司がどれもものすごく不味い、というわけじゃない。もちろん日本人の感覚では受容できないとは思うけれど、私はそれでも喜んで食べていた。
ウクライナで買ったパック寿司には「ああ、とてもおいしい寿司のようなものだ」と涙したものだ。
(↑こちらはウクライナのパック寿司)
クラクフで買ったパック寿司は、ご飯がだめだった。粒を全く感じさせない、砕いた米を炊いて無理やり固めたような飯粒は、疑似和食に寛容な私ですら理解しにくかった。海苔巻きのサーモン臭がきつめだったのも、厳しかったかな。
やっぱりポーランドでは、肉製品をいただくのが賢明なのかもしれない。
コンビニのホットドックも、大変美味しい。