世界、大人の社会科見学!

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中国 香港・深セン

2017香港・開平18 立園は楼閣群として最も観光的に「整備」されていた件

2018/01/08

抱き合わせチケットのもう一つの見学地である立園(立园)は、自力村から県道X555路経由で約4kmの場所にある。

公共の交通機関で移動しようとすると往路に降りた「自力村路口」から617番バスに乗ることになるのだが、開開楼閣群の共通入場券を買った人のために各ポイントを結ぶ無料のシャトルバスがあるので、これを利用しない手はない。

この無料シャトルは一応入場券を持っている人専用のようなのだけれど、実際には誰でも乗れてしまう感じがする。上の路線図によると、自力村と立園、そして馬降龍を結ぶ太いピンク色の路線だ。そして途中にある「公福亭」が、国道G325と县道X555号線の交差点で、バスが多く止るバス停だ。公福亭まで出れば移動は極めて楽だ。しかし無料バスの本数は1時間に1本と多くない。

更に、上の図では、606番バス、613番バス、617バス、沙湖行きバス、大沙行きバスが便利であることも分かる。

 

無料バスで立園へ。立園は617バスが駐車場前に止るので、ジョイントチケットを買うつもりなら、まずここを見学してから自力村に向かう手もあったのだな。そうすれば617番の自力村入口から自力村までの1kmの道は歩かなくても済む。この辺の無計画さが、私だ。まぁ方氏灯楼を遠くからだけどのんびり見られたから良かったけれど。

お腹が空いてきたのでお昼ごはん。自力村、立園近隣には安い食事が出来る場所がないのでこれで我慢。中国では売店でカップ麺を買ってお湯がないと言うことはまずない。

百度百科によると、開平立園は、アメリカで稼いだ華僑の谢维立氏が1926年に土地を購入して建てた楼閣庭園だ。世界遺産には指定されていないけれど、その分立派な展示館があって、この地域の楼閣についての展示資料を見ることができる。開平エリアの施設としては、最も整備されたエリアだ。

これはマスコットの形状から見て、ピンクのロールスロイスなのだろうか。氏が庭園を造るだけあって金持ちだったこと、そしてあまり趣味が良くなかったことが分かる。

立園は六つの屋敷と塔がある别墅区、大きな庭園、そして小さな庭園の三つのエリアに分かれている。

かつて開平エリアで楼閣の内部に入ることが出来たのは、ここ立園だけだったらしい。世界遺産のリストには入っていないけれど、環境は大変に良く整備されている。でも、それがむしろ現状の確保を良しとする世界遺産基準からずれたのかもしれない。

一つ一つの建物にはちゃんと名前と由来が、中国語、英語、そして日本語とハングルで書かれていて、日本人としても頭を疲れさせないで読み進むことができる。しかしなんだ、もう楼閣はお腹いっぱいで、「難産で亡くなった謝氏の2番目の奥さんの別邸」とか、知識のない人間には細かすぎるかもしれない。

今では自力村の楼閣に入ることができるけれど、かつてはここでしか入れなかった楼閣の内部へ。

お金持ちの家、ですなぁ。しかし生活感のある部屋もあり、これはなかなか興味を引く。20世紀初頭の開平のお金持ちのバス、洗面所、そして台所、かぁ。

お?台所の隅にあるこれは、

水洗トイレ、ですなぁ。さすがお金持ち。

20世紀初頭といってもお金持ちなんだから、台所の隅、しかも段を上った目立つ場所じゃなく、できたら個室にして欲しいと思わないでもないのだけれど、そこは文化の違い、なんだろうか。そんなことを考えながら、駐車場前のバス停から617番のバスに乗って開平に戻る。

午後には開平を出ないと、明日の飛行機に間に合わない。

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