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中国

2017成都1 四川航空、成田→成都 3U8086便の機内食と機内サービス

四川航空で中国・四川省の成都に行ってきた。

成都と成田、関空を結ぶ四川航空はLCCではない。機内食もちゃんと出るし飲み物も無料だしパーソナルモニタもある。それなのにチケットの価格は非常識に安い。私は秋の3連休に、成田/成都往復をなんと往復14000円、両国の諸税等込みで総額19010円で買った。5時間以上のフライトが19010円ってその辺のLCCより安いぞ!

そういうわけで秋の連休を成都で過ごすため、成田に向かった。

四川航空は民航の流れを汲まない独立系の航空会社だが、成田のチェックイン業務は日本航空系の会社が行っている。チェックインカウンターは第1ターミナルのRow E。ということは、ここが使える。成田空港第1ターミナル大韓航空ラウンジ。もちろんプライオリティパスの利用だ。

(無料プライオリティパスについては、画面右のコラム参照)

KALラウンジのスナック類は、もう信念を感じるほどに変化がない。カップ麺、おにぎり、サンドイッチに飲み物。カップ麺は暖かいけれどいわゆるホットミールの類は皆無だ。韓国のカップ麺愛を強く感じるラウンジで、ビールを飲んでカップ麺とおにぎりを食べるという糖質祭りを毎回挙行することになる。

とはいえ第1ターミナルに乗り入れるLCCを使うときには極めて心強い存在の大韓航空ラウンジだが、今回利用する四川航空は往復総額2万以下なのになんと機内食まで出る。まぁ、そんなことは関係なくカップうどんもおにぎりもいただくわけだけれど。せっかくのプライオリティパス、使わないなんて私には考えられない。

四川航空成都行きは、15番ゲートからの搭乗。お安い割りにはなかなか良い場所だ。出発時間が夜8時台と空いているせいもあるのかな?

 

機材はA330。エコノミーは2-4-2のシート配列で、LCCなどでたまにみる3-3-3より1列広い。まぁこれが基本だとは思うけれど、四川航空がLCCではないことを実感する。

パーソナルモニタには日本語の映画もある。ただしUSB充電器で携帯電話に充電することはできない。機内で携帯電話の電源を入れることが禁止されているようなのだ。更には大容量のバッテリーの持ち込みは禁止だし、モバイルバッテリーでの充電も禁止。ただ、なぜかタブレットやPCを使うこと、座席のUSBアダプタで充電することはおめこぼしで、私のZenpad Z380KLはおめこぼしとなった。実はこれでも通話できるんだけれどねぇ…。

さて、お楽しみの機内食。まずはオリジナルの飲料水が配られ、

しかもシーフード(ヌードル)かチキンかの選択ができる。

ここはエビのヌードル。「小倉あんパイ」「ブルガリアヨーグルト」からして、成田で積み込んだ食事だな。ええ、十分においしいです。飲み物はミールからかなり遅れたタイミングで提供される。往復ともそうだったから、ビールを待って機内食に手をつけない、などということは避けた方が良さそうだ。

ただ四川航空では食事を配った後、飲み物ではなくこれが配られる。辣椒(ラージャオ)だ。

辣椒(ラージャオ)とは四川料理の特徴である麻辣味のペーストで、ミールを配った後すぐにCAさん大瓶を持って機内を回る。これをミールの隅に乗せて適度に混ぜながら食べるのだけれど、これがなかなかおいしい。

更にうれしいことに、四川航空では(多分機内食が余ってしまった場合)、CAさんがお代わりを配る。まぬけなことに写真を取り忘れてしまったのだが、私も今度はチキンをいただいた。どうせ廃棄するミールなら、積極的に配るのはなかなか良いアイディアだと思う。

他のレガシーでもタイミング良くギャレーに行けば、結構な確率でもらるけれど、トレイを出したシートから立ち上がるのがなかなか厳しいし、シートでCAさんにお願いするのもちょっとためらわれる。

 

食事をいただいた後は、目と頭の疲れない邦画を眺めながら5時間半のフライトを過ごす。3U8086 便はほぼ定刻の深夜0:50に成都に到着した。

私にとっては10年ぶりの成都。あのときはかなりの時間か10万円くらいする航空券しかなかったものだけれど、今では1万円台のチケットで来ることができる。良い時代になったものだ。しかも、四川航空利用者が成都で乗り継ぎをする場合、予約クラスによっては、結構安いチケットでもホテルが用意されることもあるらしい。

四川航空、侮れない。

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