世界、大人の社会科見学!

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中国

2017成都5 珍麻婆豆腐旗艦店前にあった旧四川省博物館でチベット仏教の資料を見て、青椒肉絲を食べた件

珍麻婆豆腐旗艦店から南に50m程歩くと、成都では伝統のある博物館に出る。四川博物院だ。

四川博物院は1941年、中国南西部最大の総合博物館として作られた。中華人民共和国成立に伴い四川省博物館と呼ばれるようになったが、2009年の移転再オープンに伴い、その名をかつての「四川博物院」に戻されたらしい。30人の研究者と「貴重な5万点の資料」を含む26万点の資料を持つ博物館で、2017年には「全国最具创新力博物馆」に選ばれた。最も革新的な博物館、くらいの意味なんだろうか。

今の中国が「省」の文字がない中華民国時代の「四川博物院」を名乗るようになった背景には、台湾の中華民国との関係改善もあるだろう。ちなみにこの博物館の名前は、「川西人民博物館」、「四川人民館」「西四川博物館」などを経て、1952年に「四川省博物館」で落ち着いた。それを「四川博物院」に戻すのはなかなかの荒技だな。

5万点の貴重な資料と21万点のあまり貴重じゃない資料のうち、博物院では1000点程の資料が常設展示されている。中国の国立博物館なので、身分証明書を見せれば入場は無料だ。ありがたく、痺れる舌が治るまで資料を見学させていただくことにする。

最近の中国省級博物館では定番となっている、少数民族の紹介。省都にある博物館にはまずある気がする。中国政府の政策の一環なんだろうなぁ。

1階から3階までの階段左右には、少数民族紹介の他、工芸、陶芸、書画などなど定番のお宝が並ぶ。革新的博物館には申し訳ないけれど、個人的にはこの種の展示にあまり関心が湧かない。多分、芸術を理解する能力が欠落しているのだ。しかし、そんな私にですら、目にとまる資料もある。

確かに、貴重できれい、だな。

しかし、ここ四川博物院で一番関心を惹いたのは、蔵伝仏教文物館、チベット仏教に関する資料を展示した一画だった。四川とチベットは1000km以上離れているけれど、それでも成都は伝統的に中国のチベットへの入口でもある。

どの博物館でもそうだけれど、その分野の知識を持つ人にとってこの展示は宝の山だろう。しかし、あまり賢くなく知識を持たない人間にはなかなか展示品の価値は理解できない。それなりに規模の大きな博物館なのだけれど、全てを眺めるのに1時間程しかかからなかった。資料、ごめん。

2009年に再オープンした四川博物院は、物見遊山の見世物的な展示というより、四川省と周辺の貴重な文物をまじめに管理、修復、展示をする、大変真っ当な博物館だった。教養のある人は2時間くらい時間を取って見学しても良いだろう。私は舌の痺れが治ったのを確認してから博物館を出て、今度は辛くないものを食べた。

青椒肉絲12元、ごはんおかわり自由。私にはこのあたりがお似合いだ。

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