世界、大人の社会科見学!

上の「世界、大人の社会科見学!」の題字をクリックすると記事一覧へ移動します。観光の王道から微妙に外れた、ちょっとへそ曲がりな海外・国内旅行記です。

スポンサーリンク

ウズベキスタン

2017ウズベキスタン26 サマルカンドの工場直営店でビールを飲み、その後地ワインをいただきながら激旨サラダをいただいた件

2018/03/27

ウズベキスタンはイスラム文化圏であり、全人口の96.4%がムスリムだ。

遺跡などと見ている分にはイスラム文化を濃く感じるけれど、人々の暮らしを見る限り、宗教的な制約は他のイスラム諸国に比べてかなり緩やかに見える。

お祈りの時間にもその辺の店で食事をしている人はいるし、女の人も顔を出してズボンをはくし、どうやらラマダンにもそんなに熱心じゃないとも言う。

しかも、なぜか国民にウォッカを与えることには妙に熱心だったソビエト時代を経たせいか、アルコール飲料が結構普通に流通しており、サマルカンドには有名なビールの工場がある。Pulsarだ。現地では amarkand-Praga-Pivo と呼ぶらしい。

ウズベキスタンにはたくさんの銘柄のビールがある。その中でどうしてここが有名なのかと言うと、その味もさることながら近くに直営レストランがあることが大きいらしい。しかも、そのレストランには日本の大使もやってきたとのこと。私はとても権威に弱いので、「大使が来た」などと聞くともうそれだけでメロメロだ。私はこの話をタシケント通りの観光案内所で知った。Raupovaさん、ありがとう!

Amarkand-Praga-Pivoの場所はちょっと分かりにくい。レギスタン広場からは約3.2km、結構大きなスタジアム"Стадион Динамо" の北西角、と考えておけば良い。グム百貨店のあるメインストリート Milzo Urugbek通りを、グム百貨店から1km程歩き、スタジアムを越えたら右折だ。バスもあったけれど、番号を忘れた。

Milzo Urugbek通りを右折すると、路地添いには結構多くのレストランがあって客引きをしている。多分ここでも十分においしいし安いのだろう。結構お客さんが入っている。しかし次に来るのがいつになるのか分からない外国人旅行者としては、Palser直営の店に行きたい。だって、大使さんも行ったんだもん!!

路地を突き当たりPalserの黄色い工場を眺めながら左折すると、直営店がある。

直営店の名前は "BOCHKA"。結構チャラくさい外観ではある。

エアコンの効いた店内には、カウンター、そしてつまみのシャシリク(肉の串焼き)が何種類か。頼めば他にも何かあるのかもしれないけれど、私には分からなかった。あまりお腹が空いていない時間だったせいもあり、熱意が足りなかったな。

ドラフトビールは2種類あり、よく分からないのだけれど、”シルバー10%”と”フイルターしないエクセクルーシブ13%”の2種のような気がするので、”フィルターしないエグゼクルーシブ13%”をいただく。お値段はどちらも500ccで4000スム(≒51円)だ。

お味はと言うと、これが意外と「普通のピルスナー」で、何か特別な味を期待することはできないが「普通に」おいしい。中国やアメリカ、韓国のビールなどよりは10倍おいしい。ただ、これはアルコール13%なのかというと少し悩む。もしかして、あの10%と13%は別の意味だったのだろうか?

 

イスラム文化圏の工場直営ドラフトビールを飲む、という希有な経験をした私は、今度はワインを飲みに行く。別にテイスティングしたい訳じゃないし有名なワイン工場ではない。街のレストランだ。名前はKarimbekと言う。私はここで「フランツスキーサラート」を食べたかった。

レギスタン広場からだと西に約3.6km、Bochkaからだと南方向に2.2km、どちらかと言うと住宅街エリアにあるこの店は、現地では結構知られた店だ。

この店は日本人旅行者にも結構知られていて、ブログなどで紹介されている。どなたが最初に教えてくださったのかは分からないが、この店の「フランツースキーサラート」がたいそうおいしく、しかもなかなか他国では食べられないのだそうだ。この「他国では食べられない」は極めて重要なキーワードだ。ぜひ食べたいじゃないか!

店内はなかなか立派な造りだ。個室やホールなどもあるようだ。私には用はないけれど。

 

「フランツスキーサラート」は、英語メニューだと "Smoked Meast products salads" の "French" になるらしい。他にも「マーメイド」やら「オリバー」やら「ジャパニーズ」「クリスマス」、更には店の名を冠した「カリンベック」などもある。要は内容物の違いらしい。

しかしここは初志を貫徹して「フランツスキーサラート」とする。この「フランツスキー」ことフランス風サラダは、ウズベキスタンではクリスマスやお正月によく食べられるらしい。メニューによると「フランツスキー」は、牛肉のスライス、ジャガイモ、茹でたビート、野菜、マヨネーズで作られるようだ。

サラダを単品で注文して「グラスで買える甘くない赤ワインとお茶」を飲み物に添える。パンは勝手に出てきた。

多くの日本人旅行者を魅了したフランスサラダ、味はというと、、これがなかなかおいしい。この食感は初めてかもしれない。ワインも値段を考えればかなり立派なものだ。

 

一人旅だとフルサービスのレストランにはあまり行かない。こういう場所は話し相手がいてこそ行く場所であって、せっかちな一人旅行者にはそぐわない。でも、「フランツスキーサラート」を食べられる店を私は他に知らないし、Karimbekはそんなに敷居の高い店ではない。ウズベキスタンに何軒もあるチェーン店なのだそうだ。

お値段はというと、この通り。

フランツスキーが8500スム、パンが500スム、お茶が1650スム、そしてワインが7000スム、これに12%のサービス料がついて、19768スム≒255円。

あーた、255円です。フルサービスの店で名物のサラダを食べてワインを飲んでお茶とパンをいただいて255円ですよ??ワインがなければ約12000スム≒155円。これは破格だ。

そりゃウズベキスタンは物価が安い。4000スム(≒51円)もあればサンドイッチが一つ買える。バスは700スムからだ。しかし、それにしてもあれが255円というのは破格だ。

なるほど、渡航先としてウズベキスタンが人気なわけだ。あのケチなフランス人が大喜びでやって来るわけだ。ただ物価が安いだけじゃない。支払う価格に対して得られるモノやサービスの質が破格だ。

 

サマルカンドのバスは最終便が早い。特にこのエリアを走るバスは日没と同時に運行を終える。どんな場所でも公共の交通機関か歩きの私も、少しワインに酔ってしまい、タクシーを拾った。宿まで3.5km歩くのはきつかったのだ。

ちょっと勇気を出してタクシーに乗って宿のあるグーリアミール廟まで行ったのだが、その運賃は3000スム。おい本当か?3.5km走って本当に3000スムでいいのか?お前知らないだろうけれど、それ俺の国じゃ38円って言うんだぞ??

もしかして私は、もう少しタクシーに乗るべきだったのかもしれない。

ウズベキスタンの物価の安さ、得られる物やサービスのクオリティの高さを考えての安さは、もしかしたら世界でもトップクラスかもしれない。そして多くの場合、こういう国は数年もしないであっという間に物価が上がる。

ウズベキスタン、もしかしたら今が一番の旬ですぜ!

アドセンス関連コンテンツ

応援投票クリックしていただけるとうれしいです! → 海外旅行ランキング

 
関連記事と広告


-ウズベキスタン
-, , ,

スポンサーリンク