世界、大人の社会科見学!

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ウズベキスタン

2017ウズベキスタン27 サマルカンドのグム百貨店とスーパーで買い物をして、ぼったくりレストランと戦った件

2019/04/19

サマルカンド名物の一つにナンがある。

このテカテカしたナンは一個2000スムくらいだったと思う。表面はがちがちで中も水気はあまりなく、2~3週間くらいは保つのだそうだ。砂漠移動の保存食として最適化されたようだ。

似たようなナンはタシケントのチョルスーバザールでもブハラでも見たし、宿の朝食にも出てきたが、サマルカンドのナンとの違いは分からなかった。個人的な嗜好で言わせてもらえば、そんなにおいしいモノじゃない。下の写真はB&Bエミールの朝食。お粥がメインなのだけれど、一応ナンも出てくる。

レギスタン広場周辺で買い物をするには、レギスタン広場を左に見ながらレギスタン通りを西に行った場所にあるスーパーに行くことになる。品揃えは豊富とは言えないが、飲み物やスナック程度は手に入る。

うわぁ、夕方近くなのに38度かよ。湿度が低いから気がつきにくいけれど、気温だけは高いのだな。

 

街のメインストリートっぽい Mirzo Ulugbek 通りに行ってみると、ここにはGUMがある。GUM百貨店ではなく ”Shopping Center GUM” だ。GUM百貨店と言えば帝政ロシア時代から続くモスクワのショッピングアーケードが頭に浮かぶが、「GUM」が国営百貨店の意味だったため、旧ソ連の地方都市にもGUMが結構ある。まぁ今となっては民間企業なのだけれど。

昔はサマルカンドの代表的な百貨店だったのだろうけれど、今となっては若干古めかしく賑わいはそこそこ、だ。かつてはエスカレーターがあっただけでも最先端だったのだろうな。

お、財布だ。そう言えば私の財布は結構古くなっている。値段を聞いてみると本革のものが40000~60000スム(≒523~785円)。ウズベキスタンは革製品も安いと聞いていたので、一つ購入。ちなみに現地の人は常にウズベキスタンスムの札束と格闘しているので、非常識に大きな財布などもあって面白い。

 

グム百貨店の並びにもスーパーがあったのでのぞいてみる。

白熱球5400スム(≒70円)、500ccのソーダ2500スム(≒32.7円)、コーンと紙だけで包装されたアイスクリーム600スム(≒7.9円)。これがウズベキスタンの生活物価なのだな。

 

そして問題のレストラン。

ここはレギスタン広場にも近く、それなりにおいしく、地元の人も来る悪くない店なのだが、残念なことに外国人旅行者に対しては、値段をごまかす。

とりあえず8000スムの肉を2本焼いてもらって、3500スムのビールを飲み、

食後に1000スムのスイカを食べると、

普通に計算すれば20500スムのところ、会計のにーちゃんは29000スムという。

「おい、どう計算しても20500だろ?」

 「何言ってるんだ、 パンが2000、肉のスペシャルソースが3000,スイカが3000だ!」

いや、スイカは1000ってメニューに書いてあるし、カリムベックだってパンは500だったし、スペシャルソースなんてメニューに載ってないし注文してもいないし、だいたいお前の言い分でも合計金額は27500だ。

ここで私は高らかに宣言する。この店はぼる。

 

宿に近くて生ビールが飲めるため便利な店なのだが、どうも他にも被害者はいるようだった。しかし、店には明らかに地元の人も来ているので、ぼる対象はそこそこ金のありそうな外国人旅行者なのだろう。

いやぁ、ここまであからさまにボられたのって久しぶりだ。もちろん、「パンが2000もするか!ソースなんて頼んでいない!!スイカは1000ってここに書いてある!!!」と、正しい会計を勝ち取ったけれど、それでも不愉快ではある。性根腐ってますな。

 

あんまり不愉快だったから、翌日もここに行ってみた。昨日地元の人が食べていたポトフのようなスープを試してみたかったのだ。

ビールとポトフを頼んだら、例の男が出てきた。「パンは要らないんだな?スペシャルソースも要らないんだな?」

 「いらねーよ!」

今回はポトフとビールで10500スム(≒137円)。

会計さえごまかさなければ、悪くない店なんだけれどねぇ。

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