旅メモ 新清水駅前のホテルサンポートは、昭和の香り漂うコスパ最強ビジネスホテルだった件
連休の前半をユナイテッドの5000マイルで遊んだ。
詳細は後日ご報告するとして、首都圏に住む私にとってユナイテッド5000マイル遊びを行う場合静岡空港は外せない選択肢となる。今回は静岡駅、あるいは清水駅の徒歩圏内で休めの宿を探したのだが、最安のホテルがここだった。
GWの週末なのに「素泊まりプラン」4028円という大変私好みのお値段を提示してくれたこのホテル、超繁忙期以外は「節約プラン」1泊3612円という大変魅力的なエリア最安のお値段もある。「素泊まりプラン」との違いは、部屋に冷蔵庫があるかどうかとアメニティに櫛があるかどうかだけの違いなのだから、これを歓迎する人も多いだろう。
静岡鉄道新清水駅前、JR清水駅から徒歩10分にあるこのホテルは、1泊4000円以下だけあって当然豪華なホテルではない。
1階はカラオケ店が入っているため、フロントは2階になる。一応エレベーターもあるのだけれど、この階段がなんとも泣かせるじゃないか。
2階には昭和の香りが漂うフロント。
そして部屋も、どこか懐かしい「昭和のビジネスホテル」だ。広くはないし、窓が小さいせいもあってか決して「とても明るい部屋」でもない。
しかし、部屋や設備に不足は全くない。清掃もきちんと行われているし、アメニティだって一通りそろっている。トイレもウォシュレットだ。
wifiの速度も問題はないし、夜着も使い捨てスリッパもある。チェックイン時にいただける500ccの水もうれしい。新しい建物ではないけれど、出来ることはきちんとやっているのだ。何か足りない物があったら通りを挟んで反対側、新清水駅の隣にファミリーマートがあるのでそこで買ってくれば良い。
もちろんこの部屋に不足を感じるのなら他のホテルに泊まれば良いのだが、清水を含む静岡市内でこの価格、- 「節約プラン」だと税込みでも4000円以下- で泊まれるバストイレ付きの個室はまずないだろう。JRや私鉄から徒歩圏内ならなおさらだ。ホテルサンポートは私にとって、静岡市内の極めて貴重な経済的ビジネスホテルとなった。
北側の部屋なら、運が良ければ窓から富士山も見えるし。