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中国

2017中国新疆10 ウルムチ市博物館とBRTシステムに全く未来が見えなかった件

2018/05/20

新疆ウイグル自治区博物館でお腹いっぱいミイラを見た後、バスで3km少し離れたウルムチ市の博物館に向かう。

ウルムチ市立博物館「烏魯木斉市博物館」は、ガイドブックやネットでもあまりその存在が語られることはない。大人気の新疆博物館に比べあまりに地味な存在なので、気を落とすなと励ましてあげたかったのだ。あちらは国立なのに対しこちらを運営するのはウルムチ市文化局、予算の規模からして違いすぎる。

それでも烏魯木斉市博物館は頑張っている。旧態依然の展示スタイルながら、ウルムチの歴史や文化遺物に関する展示を行っている。

でも、30分もあれば十分な規模だったし、あまり明るい将来はなさそうだ。
なにしろここには殊更見るべき物がない。

 

南に向かって市内を散歩し、青椒肉絲の遅い昼食13元をいただき、

70元とちょっとお高いマッサージを受け、

「鼻炎館」なるものを知人に紹介するかどうか迷い、

BRTで新疆ウイグル自治区博物館と並ぶ市内の2大観光スポットである国際バザールに向かう。

BRT ”Bus Rapid Transit” とはバスを基盤とした「大量輸送システム」であり、ただのバスではない。具体的な定義は定期的に見直されており、最新の BRT Standard 2016 には実に細かな判断基準があるのだが、ざっくり言えば、「できるだけ専用レーンや専用軌道を使って、交差点では他の車両より優遇されて、切符は車外で売って、できるだけ入り口と高さの変わらないプラットホームがある」くらいが最低ラインとなる。

ウルムチのBRTも、ある程度この最低ラインは守られている。出来た頃はそれなりに期待された存在だったのだろう。BRTブランドの水などと言う物もプラットホームで売られている。

だが、このウルムチBRTは完全に終わっていた。

ウルムチ南部などの渋滞が酷すぎて、専用軌道や専用レーンなどほとんど走れないのだ。もはやウルムチ南部市街地にはBRT専用のレーンを用意できるような余裕は全くなく、自家用車もバスもBRTも仲良く渋滞に並ぶ。BRTの意味ないじゃん、なのだ。

中にはこの渋滞エリアをわざわざ選んで縫っていくようなドMバスもあり、朝夕うっかりこんなバスに乗った日にはウルムチ名物の渋滞をうんざりするほど堪能できること請け合いだ。

ウルムチのBRTシステムがスタートしたのは2011年、そんなに昔のことじゃない。路線は4つあり66の「駅」がある。国際バザールの北側にも「出来た頃はそれなりに期待されたいたのだろうな」と思わせる、それなりの造りの駅がある。

今も使われているけれど、そこにはさほど賑わいはない。

当たり前だ。ウルムチ2日目の自分だってもう「BRTとバスに実質的な違いはない」と分かってしまうレベルだからな。専用軌道や専用軌道がないBRTは、停留所が立派なだけのただのバスだ。

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