世界、大人の社会科見学!

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国内旅行

2018MP8 がらがらのDHC-8で根室中標津まで飛び、知床の懐かしいライダーハウスを訪ねた件

根室中標津行きNH4881便は、朝8:05に千歳を出発する。

今回のマイレッジプラス5000マイル国内線遊びのお楽しみの一つが、このDHC8-Q400に乗ることだった。

利用者が多くない路線に使われることの多いDCH-8は1980年代初頭に開発された双発のターボプロップのプロペラ機であり、日頃ジェット機にしか乗る機会がない私には貴重な機会なのだ。ちなみに初代のDHC-8の定員は約40、DHCがボンバルディアに買収され低騒音のQシリーズと呼ばれるようになり、今は”Q400”が正式なシリーズ名らしい。全日空が使う機材の定員は74と、初代の約2倍だ。

2x2シートの機内はなかなかゆったりしている。空いているせいもあるけれど、シートピッチもLCCどころかレガシーの737やA320より広い印象を受ける。

DHC-8 Q400の最大運用高度は7500m。B737やA320の運航高度11000-12000mよりかなり低い。なので、巡航時の機内からの眺めも良い。日高山脈や石狩山地を越えるNH4881便ではなおさらだ。

千歳→中標津の普通運賃は24800円、運良く得割があっても17900円。これが静岡→千歳と中標津→羽田の3フライトでマイレッジプラス5000マイルなのだから、この遊びは止められない。

ちなみに静岡→千歳は普通運賃で41500円、中標津→羽田は46390円、特典航空券は基本便の変更も出来ないし単純比較には無理があるけれど、それでも計算すれば112690円ということになり、LCCで1-2万円台で行ける韓国や台湾、香港に3-40000マイルを消費するのがばかばかしくなってくる。

てか、こんな路線、お得な特典航空券でもない限り乗ることはない。

NH4881は定刻の8:55に根室中標津空港に到着する。短いけれど楽しいフライトだ。

到着ロビーでは牛が出迎えをしてくれる。中標津の隣町は「人口より牛の数の方が多い」ことで有名な別海町だけれど、中標津だって人口24000人で45000頭(2014年)の牛を飼育している。人口より牛の方が多いなんてこの辺じゃ珍しくない。別海町がそれをうまく宣伝に使っている、ということなのだな。

 

さて、私は8:55に中標津に到着し、中標津からは14:35に羽田に飛ぶ。羽田までの搭乗券は千歳で発行してもらっているし、荷物は機内持ち込みのTimbuk2アップタウンだけだ。全日空は出発時刻10分前までにはゲートにいなければならないけれど、空港到着ゲートに行くまでの時間も中標津なら5分見ておけば(多分)十分なので、約5時間は自由に使えることになる。千歳よりは割高になってしまうけれど、それでも5時間3000円台と最安だったレンタカーを借りて、例年GWには縦断道路が開通する知床を目指す。

中標津空港から知床・羅臼までは65.4km、グーグルマップでは約1時間8分の所要時間とある。中標津から知床は結構近いのだ。ちなみに中標津空港から根室までは81.2kmの1時間28分。中標津空港は「根室中標津空港」ではなく「知床中標津空港」とした方がいいじゃないか、とも思う。根室の人ごめん。

私は北海道のドライブが好きだ。日頃狭い道や車がいっぱいの道でストップアンドゴーを繰り返しているので、別にスピードを出さなくても、少ない停車回数で目的地まで移動できる運転はとても楽しい。車って便利だよなぁ、車輪を発明した人は偉いよなぁ、などと今更思いつつ、国道とそんなに走り心地の変わらない農道を走る。私はこのドライブのため、千歳空港温泉を避けてぐっすり眠れる個室を取った。

たった1時間で車は知床/羅臼に到着した。私は知床峠方向に車を走らせる。ここには懐かしい場所があるのだ。

ライダーハウス白樺。大部屋に布団があって1泊1000円、ちゃんちゃん焼きなどの夕食をいただいて2500円、北海道を走るライダーにとても人気だったこのライダーハウスは、残念なことに2012年に営業を終えてしまった。

建物はまだ朽ちずに残されているし、入り口のガラスは掃除をされている。試しに「こんにちは」と声をかけてみたが、返事はなかった。

私が北海道でツーリングをしていた10年位前まで、ここ知床の白樺と富良野のログ由縁などは1泊1000円で制限なく連泊できる快適なライダーハウスとして知られていた。どちらも快適な寝具が用意されていて1000円だったし (ライダーハウスには「自分の寝袋でどうぞ」というところも少なくない)、ライダー同士が交流しやすい空気も濃かった気がする。規模も大きく泊まれないなんてことはまずなかった。

ここに泊まる人の多くは、連泊をしながら知床の夏休みを楽しんでいた。みんなで安酒を飲んで熊の湯まで夜道を歩いたのも、今では懐かしい思い出だ。

ちなみにログ由縁は2015年の時点でドミは1500円 (実は泊まった)、今では1泊2000円らしい。ライダーハウス時代とはオーナーさんも変わり、どちらかというとゲストハウスとして営業をしているようだ。

1000円時代を知っている身としてはちょっと残念だけれど、それでも風呂とキッチン、そして昔からのホテル仕様マットレスに眠れて1泊2000円は富良野としては高くはない。ピーク時なら尚更だ。

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