世界、大人の社会科見学!

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中国

2017重慶11 歌楽山から重慶屈指の古鎮「磁器口」まで歩き、古い街並みを楽しんだ件

歌楽山のある重慶市沙坪壩区には、もう一カ所歴史的な名所がある。磁器口だ。

歌楽山で見学できる施設で最も東にある紅岩魂陳列館からこの磁器口までは平地を1.2km、歩いても僅か16分の距離だ。せっかくここまで来て素通りする手はない。

中国で古鎮が観光地としてもてはやされるようになってどれくらいが経つだろう。

「古鎮」とは直訳すれば「古い街」を意味する。昔ながらの建物と風情を残す町並みと考えておけば、そんなに間違いはない。ここ磁器口もそんな古鎮のひとつだ。

かつて竜隠鎮と呼ばれていた磁器口は10世紀の宋代に作られ、やがて明代には東の嘉陵江の埠頭の街になった。

そしてここがどうして磁器口と呼ばれるようになったかと言うと、1918年ここに磁器工場が作られその品質の良さから大人気となったためらしい。磁器を運び出す埠頭だから「磁器口」、ふむ、分かりやすい。

中国で観光客に人気の古鎮と言えば、そこはもう「昔風歩行者天国」であって、運が悪いと昔風に建物を新築した観光古鎮であることもある。

しかしここ重慶の磁器口の路地に並ぶ建物は、そのほとんどが明代、清代の建築らしい。例によって土産物屋と食い物屋が連なる観光路地だけれど、一応街の風情はおおよそ明・清のまま、なのだろう。

しかしまぁ、人でいっぱいですな。

そんな磁器口だけれど、横道に入ったり建物をよく観察すると、なるほど確かに経年劣化があり味わいがある。明朝の建物なら300年を経過したものもあるはずだ。個人的趣味で、できるだけ経年劣化の激しい建物を探して路地を歩く。

やっぱり裏道の方が風情があるなぁ。

路地はやがて河に出る。嘉陵江だ。

しかし、おおっ!とちょっと高揚して岸壁に出たらこれだ。なんだよ、この無粋な再開発まっただ中のコンクリ土台は!

例によってここには、立派な建物ができてさほどうまくもない飯や茶を出すんだろうな、と思うと少しがっかりだ。

同じ道を引き返すのも面白くないので、今度はバス停探しを兼ねて、1本南の道を歩く。

見渡す限りの、ではないのが惜しいけれど、それでも磁器口の建物を下から見上げるのも、なかなか面白い。やっぱりここも坂の街、だ。

私はどの国でも古い町並みを歩くことが好きだけれど、中国の古鎮には当たり外れが多い。磁器口は、そうだなぁ…、まぁ「小当たり」程度かな?古い町並みは良いけれど、延々と続く店はかえって風情を削ぐ気がしてならないのだ。

同じ2017年に訪問した広東省開平赤坎鎮は、比較的新しいけれど観光客もほとんどいない古鎮だったのに対し、ここは観光客が多すぎた。

もちろん自分が「風情を削ぐ観光客のひとり」あることなど、私が自覚などするわけがない。

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