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韓国

2018大邱5 アプサン公園でケーブルカーに乗り、下山後洛東江戦勝記念館を見学した件

大邱市民安全テーマパークは大邱市北部の郊外にあるが、次の目的地アプサン公園は大邱の南部にある。

バスを2回乗り継いで約1時間半の大移動だが、Tカードを使っての乗り継ぎだと謎の割引が適応され、この大移動は1200ウォンで済んだ。バスから地下鉄乗り継ぐと追加運賃がかからないことくらいは知っていたけれど、バス同士しかも2回の乗り継ぎでも乗り継ぎ運賃がかからないとは知らなかった。機械の故障、とかじゃないんだろうな?

アプサン公園は大邱市南部、大邱市民安全テーマパークのある八公山登山村とは違い市街地に隣接した場所にある、標高660メートルのアプサン(前山)など3つの山からなる公園だ。昔はただの山だったのだけれど1970円頃から公園としての開発が始まり、1990年代には508万坪の都市自然公園となった。

ここは日本の有名ガイドブックでは名前以外全く紹介されていないらしいのだけれど、ふくろうマークの有名ネット旅行ガイドでは大邱の一番人気となっている。

登山もできる自然公園だけれど、ここには全長790メートルのロープウェイもある。北公山にもロープウェイはあったけれど、こちらの方が市街地が近い分景色を楽しみやすいのではないかと、午前中北公山には登らなかった。私には1日2回ロープウェイに乗る財力はない。ちなみにアプサンロープウェイの運賃は往復9500ウォン。結構な金額だ。

ロープウェイを降りて10分程尾根道を歩くと、市内を一望する展望台に出る。

どれどれ?

まぁ、いい景色、ではある。街との距離感からして夜景ならもう少し楽しめたのかもしれないと思ったら、やっぱり動画をアップしている人がいた。

うーん、これは日没時に来るべきだったのかな?

このまま日没をずーっと待つわけにも行かないので、本来の目的地である洛東江戦勝記念館に向かう。向かうと言ってもロープウェイ乗り場から来た道を戻るだけなんだけれど。

大邱から遠くない洛東江は、朝鮮戦争時北朝鮮軍の南下を阻む自然の障壁となり、事実上北朝鮮軍が達した最南端となった。1950年には事実上の軍事境界線にもなっている。そんな洛東江の戦いを記念して韓国の詩人李鎬雨(イ・ホウ)が1979年に建てたのが、ここ洛東江戦勝記念館だ。

入場が無料なのもありがたい。早速中を見学する。

内部はそんなには広くはないが、朝鮮戦争の背景と勃発、最終防衛ラインとしての洛東江、学徒兵の物語など6つのコーナーがある。

青く光るのが洛東江、そして赤く光るのが国連軍の最終防衛ラインだったのだな。確か洛東江では2ヶ月だか3ヶ月だか、南北の軍が川を挟んで戦闘を交えていたとも聞く。

当時の兵士の軍服や装備品なども展示されていて、

弾痕のあるヘルメットや掘り出された認識証も、こんな感じで置かれている。実物なのだからただ置いておけば良いとも思うのだが「展示方法も見てもらうための演出の一部」なのかもしれない。

館内では当時の戦況を解説するビデオも上映されている。韓国語なので何を言っているのかはよく分からないけれど、洛東江がいかに重要な最終防衛ラインであったのかだけはひしひしと伝わってくる。

そして韓国のこの種の施設にが欠かせない「北の製品」展示と、

ここではそれに加え、「北の実態」をイラストで展示したものもある。主に収容所の様子を描いた物だが、絵柄に反してその内容は結構きつい。

野外には朝鮮戦争で使われたヘリコプターや航空機、戦車も展示してある。朝鮮戦争のヘリというと、私なんかはすぐにあの傑作ドラマシリーズ"M*A*S*H"
を思い起こしてしまうけれど、現実はもちろん悲惨だったはずだ。まぁドラマだって「悲惨な環境であるからこそブラックジョークで精神を保った野戦病院の医師」と描いていたとは思うけれど。

これだけでも洛東江の攻防戦を知るにはなかなか興味深く貴重な施設なのだけれど、大邱や東大邱から列車をバスを乗り継ぐと、その攻防戦があった場所のすぐそばに、かなり大きな展示施設がある。

これは日本の有名ガイドブックはもちろん、ネットでも日本語の情報がはあまりない。その名を漆谷護国平和公園と言う。せっかくの大邱戦跡見学、ここを見逃す手はない。

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