世界、大人の社会科見学!

上の「世界、大人の社会科見学!」の題字をクリックすると記事一覧へ移動します。観光の王道から微妙に外れた、ちょっとへそ曲がりな海外・国内旅行記です。

スポンサーリンク

香港・深セン

2018台風香港③ 2018年5月にオープンした元ビクトリア監獄 ”大館” をわくわく見学した件1

昔から刑務所にとても興味がある。

「社会」なるものの決めた「法令」に違反した物の自由を「公」が制限するこの施設は世界各地にあるが、実は刑罰としての拘禁は13世紀頃からのシステムで、それ以前は「とりあえず閉じ込めておく」ための施設だったらしい。更には「公」が常に「正義」ではないのがこの世の習いで、刑務所は権力者に都合の悪い人物を拘禁するためにも用いられるなど、様々な因果な歴史がある。

私はそういう「刑務所」を見かけると通り過ぎることができず、このブログも「刑務所」で検索をしたら44件の記事があった。そんな私の耳に「旧ビクトリア監獄が公開される」というニュースが入ってきたのは、1年位前だった気がする。これを見逃す手はない。当然公開された施設は「大館」と言う。

大館はオープン当時からなかなかの人気で、入場は無料だけれどネット予約で ”Tai Kuwan Pass” という入場券を入手しておく必要がある。実際には入場者が多くなければ予約なしでも入場できるけれど、それでも予約はしておいた方が良い。

大館は香港島の中環から徒歩約10分、ヒルサイドエスカレーターの上にある。

しかしこのヒルサイドエスカレーター、10時30分頃までは下り専用となるので、あまり気合いをいれて早い時間に行こうとしない方が良い。敷地内の全エリアがオープンするのは11時だ。

「大館」は、元中央警察署であり、元中央裁判所であり、更には元ビクトリア監獄だった。これらの施設は香港に117ある法廷古跡の3つ、由緒正しい場所なのだ。この法廷古跡は香港散歩の強力な情報源になる。

この日は予約の必要がなくせっかく取ったTAILUWAN PASS は不要になったけれど、それでもわくわくしながら施設の中を歩き回る。ここは香港政府と香港ジョッキークラブが協力して作ったいかにも香港的運営の施設で、基本無料の中結構安くはない土産物店やカフェなんかも入っていたりする。

そんな中インフォメーションを見てみると、1日3回の中国語ツアーと1回の英語ツアーがある。定員は各10名とのことで、私は1日1回12:00スタートの英語ツアーに申し込んだ。こういう施設は解説を聞きながら見学すると、面白さが倍になる。

 

大館は、元中央警察署、元中央裁判所、そして元ビクトリア監獄を見学可能な形で整備し、更にJC Cubeというステージ、JC Contemporaryという現代美術館から成っていて、ツアーは元中央警察署の建物から始まる。

1842年に香港を植民地としたイギリスは、翌1843年に初代総督を置き、この中央警察署(中區警署)は1846年に最初の建物が作られた。建てられたて150年以上経つ建物は、公開に当たって丁寧に整備、補強されたそうで、その様子も展示されている。

 

壁に描かれているのは、昇進のためのインタビューを待つ警官の様子。手帳を眺めたり時計を覗いたり、そわそわしている様子がなかなかかわいい。

またこの日は「大館一百面」という企画展を行っていて、周辺の店舗の様子やインタビューを見聞きすることができた。オープンしてまだ間もないのに企画展とは、なかなか学芸員のやる気を感じる。香港で最も歴史の古い中央察署の周辺には、陸羽茶室などの名店も少なくない。

展示の内容もなかなか面白い。大館で働いていた警察官や刑務所職員が食事をしたいた店の様子のみならず、「あの、個人的な要件なんだけれど…」「トイレならお貸ししませんよ!」的な会話様子まで描かれている。

そしてツアーは、裁判所や監獄のエリアに入っていく。

アドセンス関連コンテンツ

応援投票クリックしていただけるとうれしいです! → 海外旅行ランキング

 
関連記事と広告


-香港・深セン
-,

スポンサーリンク