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国内旅行

2018おおるり③ 真岡のすごい店、焼肉 "磊茘(らいらい)" を再訪した件

2018/10/10

かつておおるり制覇とリピートのために真岡を車やバイクでよく通っていた頃、発見した店がある。磊茘だ。

異形とも言えるオブジェと破格と言って良いその内容と価格に驚いた私は、その後この店のことを昔のバイクブログに書いた。

ブログは私にとって日記のような側面もあり、何か驚きがあるとすぐにネタにしてしまう傾向があるのだが、この店の発見はかなりの大ネタだったのだ。

何しろ、外見の怪しさに耐えて中に入ると、A5の和牛100gのランチが1000円、霜降りの特上でも2000円と破格で食事ができたのだから、当時の私がネタにしない訳がない。一時は1日数千人がこの記事を見るなんていう日もあって、私はひっそりほくそ笑んでいた。

日記と言えどそこはブログ、私には「自分の書いた物を人様に見ていただきたい」という思いがあることもここで告白しておこう。これ、一緒の承認欲求なんだろうなぁ…。

さてその磊茘なのだが、その後は数回しか訪問していなかった。

記事を書いてから2年後には震災があり、バイクや車で地域の放射線量を測定したり、それを動画にして編集、アップロードしたり、そのローデータを真っ当な研究者やイカサマくさい研究者に提供したり、ツイッターで勝手に関わってきた地方国立大学の火山学者の暴言を「気持ち悪い」と書いたら勝手にブロックされたり、まぁ、いろいろ忙しかったのだ。

そんな磊茘を久しぶりに訪問したのは、やっぱりおおるりの帰りだった。おおるりマニアの私だと、ルート的にどうしてもこうなってしまう。

最近の磊茘なのだが、残念なことにあの怪しいオブジェが取り去られている。個人的には結構好きだったのだけれど、やっぱりあのオブジェが一部の客を遠ざけていたことは否めないし、なにより「老朽化してしまった」のだそうだ。ちょっと寂しいけれど、仕方ない。

店内もこころなしか小綺麗になっている。以前はもう少し雑然としていたのだが、出来るところから小綺麗にしていった、という感じだった。私は昔の雰囲気も嫌いじゃなかったのだけれど、まぁこれも一般的にはプラスポイントだろう。かなりお年のご夫婦2人で営業しているのに、がんばってるよな、とも思う。

お、サチモスのサインが壁に直接書かれてる、うれしいね。おっさんでジャズロックやファンクが好きな私は、このバンドの演奏は結構好みなのだ。”STAY TUNE” ギターのカッティングだと思っていたあの音が実はキーボードのクラビ系だと知ったときには「やられたわい!」だったけれど。

よく分からないテレビにも出たらしい。

さて、注文だ。私は150gの赤身を、そして同行していた長男は200gの赤身を注文した。繰り返しになるが、このお店はお年を召したご夫婦2人でやりくりしているので、注文から食事の到着までは少し時間がかかることは知っておきたい。

この9年間でのメニューの一番の変化は、ライスセットが別料金(300円)になったこと、例えば赤身の100gが1000円→1200円と肉が2割ほどお高くなったこと、そして一番残念なことがランチが昼限定になったことだ。

かつてこの店では一日中ランチを食べることが出来た。

「オールランチ。こんなサービスあってもいいよネ…!【夜までランチ食べられるよ】」

震災からそんなに立っていない頃、真岡では夜でも1000円でA5和牛100gの定食が、しかもごはんと濃厚で具沢山の味噌汁お代わり自由で1000円。これは異常事態だった。しかしあれから9年経ち客が増えても、磊茘は大きな値上げをしていない。立派だと思おう。

そんな時、店内にこんなポスターがあることに気がついた。

「口コミ募集!!書き込み頂いたお客様にさらに大き目に牛肉を切ります!!」

そ、そ、そうなんですか??だったら、私、告白しちゃうよ?

「あの、実は私、昔バイクのブログでこの店のことを書いのですが…」

その瞬間、奥様の顔色が変わった。

「お客さんだったの!??」

150gか200gかちょっと迷っていた私は、大きな肉欲しさに初めてこの店で素性をばらした。我ながら浅ましいと思う。

「あのブログからお客さんがものすごく増えて忙しくなったんですよ。確か温泉の帰りでしたよね?」

ばれてる、みんなばれてる。私は店が怪しいとか好き勝手なことを書いていたのだけれど、これば全部ばれている。うわぁぁ、言っちまったよぉ。

しかし奥様は好意的だった。「このサラダはサービスね」

ありがたいありがたい。おいしいサラダを2人前ごちそうになる。しかし、本当のおまけはこの後やって来た。

「お肉ちょっといいところ切っておいたからね(笑)」

いや、これ1000円の赤身じゃないですから。明らかにお値段倍の肉ですから。

ここまでされるとちょっと困る。私は赤身の肉が少しだけ大きくなればいいなと思ってカミングアウトしたのだけれど、いただくものが多すぎる。「いや、ここまでされては」と言ってはみるが、もちろん出てきた物は引っ込まない。長男は肉を見て驚き、わくわくしている。これは素直に頂くしかない。

「ご主人、奥様、ありがとうございます。いただきます。」

食後のコーヒーは、何年か前から抹茶と和菓子になっている。この小豆きんとんだって結構なボリュームだ。

食後ご主人とも再会できた。初めてお会いした9年前には70代、そして今では80代になられたと言う。奥様は相変わらずよくお話になるけれど、ご主人は寡黙で多くを話されない。それなのに客席まで来て下さった、この気配りがうれしい。

真岡には、80をすぎたご主人と奥様の2人で切り盛りする、A5の栃木牛を食べ放題のごはんと味噌汁が1500円から食べられる店がある。お高い方の肉にしたって2800円、こんなものこの値段でそうそう食べられるものじゃない。

かつてご縁があって依怙贔屓された私は、9年後の今回も高らかに宣言する。

「真岡で焼肉ランチなら美食 磊茘。決して後悔はさせません」

ご主人、奥様、おいしいサラダと良いお肉、ありがとうございました!

いつまでもお元気でいらして、またえこひいきして下さい!!

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