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チェコ

2017チェコ5 夜のカレル橋があまりに絵になりすぎて笑うしかなかった件

ヨーロッパでは通行料を取る橋は少なくなかった。

ユゴーのレミゼラブルには、バルジャンが枝下ろしで得た金が24スーのところオーステルリッツ橋の通行料が1スー、いろいろ計算方法はあるところだけれど、まぁ200円程度の通行料と考えて良いような気がする。そしてその分、橋は通行料を支払うに相応しく多少は装飾されていた。有名どころの橋は美しいことも少なくない。プラハの旧市街とプラハ城下を、結ぶカレル橋もそうだ。

カレル橋は1357年に建設が始まり50年近く後の1402年に完成し、1841年までプラハ旧市街を周囲を結ぶ唯一の橋だった。唯一の橋なのでそれまでは「石橋」あるいは「プラハ橋」と呼ばれていたが、他の橋ができあがったことで「カレル橋」(カルルーフ橋、以下カレル橋と記述)と呼ばれるようになった。

東西に長いプラハ城、私が往路東門にちかい(川北側の)マネス橋を通って入城したのは、復路日没の時間帯にカレル橋を渡りたいためでもあった。街はいい感じに夕暮れ時を迎えている。

カレル橋のプラハ城入口であるLesser Town Bridge Towerまでは、プラハ城西端の Matthias Gate から約800m。この間もオレンジ色の屋根の昔ながらの味わい深い道が続く。

夜のカレカ橋は、昼のそれより美しい。

カレル橋には30体の聖人像が並んでいる。もっと古いものもあったけれど、30年戦争の際に破壊されたらしい。

この場所はただの橋として使われただけではなく、火薬庫からの戴冠行列中継儀式地点であり、公開裁判が行われた場所でもあり、馬上競技の会場でもあった。14世紀の昔から都市の重要な場所だったのだな。確かに振り返ると、橋とそのたもとは特別に美しい。

聖人像は、まぁ、私的には強い思い入れはない。だって知識もない人の像が30個もあるんだもん。よくわかんねーよ、だ。


ただ、この橋の夜景は、それはそれは美しい。これはプラハ旧市街からカレル橋、そしてプラハ城を臨む位置から風景なのだが、絵になりすぎて笑うしかない。

イラン・イスファハーンのスィー・オ・セ橋でも思ったけれど、古い橋は夜が美しい。空気の澄んだ冬の空なら尚更だ。

橋を渡った場所にある旧市街橋塔も、夜に見るとより荘厳に見える。ここは昼に入場料を支払って登るのも良いけれど、ライトアップされた夜の姿も捨てがたい。入場料払いたくないだけなんですけどね。

旧市街橋塔下の広場も賑わっていて、コンサートの呼び込み演奏や大道芸を見ることもできる。プラハではプラハ交響楽団やオペラ以外にもたくさんのグループがあり、夜な夜などこかで演奏会をしている。この呼び込みのそんなコンサートの一つだ。私は聞くチャンスがなかったけれど、素晴らしい物から怪しげなものまでいろいろあるようで、それはそれで楽しそうだ。

それはともあれ、カレル橋周辺に行くなら夜が良い。

特に私のように入場券も買わず旧市街を1日で駆け足観光する場合には、カレル橋は、夕方、ゴールとして設定するのが良いと思う。

あとは予算が許すのならコンサートやオペラを楽しめば、最高の1日になりそうだ。こんな観光なら日の短い冬のプラハだって十分楽しめる。冬は航空券も安目だし、地球温暖化もまだまだ回復しないようだし、冬のヨーロッパはなかなか捨てたもんじゃない。

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