2018香港スワトウ2 早めに高鉄・西九龍駅に着いてネットで予約した乗車券を受け取ったら時間を持て余したので、屋上の天空走廊”Sky Corridor”から香港島を眺めた件
2022/10/03
1泊225HK$の宿があまりに居心地が悪かったので、早めに宿を出て中国高速鉄道の西九龍駅まで歩く。
マップでは西九龍駅で検索すると妙に遠回りなルートがでるので、目的地を柯士甸(Austin)駅にして柯士甸道と広東道の交差点当たりに設定するとすっきりしたルートが提示される。
佐敦(Jordan)駅前の大雄賓館からここまでは約650m徒歩10分、居心地は良くない宿だったけれど駅まで歩いて10分+αなのはなかなかよろしい。
MTR柯士甸駅を目指すとそこかしこに「高速鉄道」「香港西九龍駅」の表示があるので、あとはそれに従えばよい。交差点から駅までは地下通路を通ってあと7-8分の距離だ。
地下道が西九龍駅のビルに近づくと「離港大堂」"Departure Concorse" の表示が見える。要は到着フロアじゃないよ、出発はこっちだよ、ということだな。
今回はタイトルにもあるように、香港から汕頭(スワトウ)まで行く。
香港/西九龍に乗り入れた高速鉄道で香港を出国し中国のどこかに行くのが今回の旅行の目的だったけれど、さすがに深センや広州に行くだけでは寂しい。時刻表を眺めながら日帰りではなく泊まりがけで行くべき候補地は、潮州と汕頭の中間にある潮汕駅が片道3時間前後と使いやすいと考えた。
香港・西九龍発潮汕行きの列車は7:23/9:09/11:54/14:13/16:40の5本、更には8:45/15:17の厦門行きも潮汕に停車する。いろいろ迷ったのだけれど私がCTRIPで予約したのは、当時9:11発だったG6386列車だったのだが、
この日はこの列車だけ満席。みんな考えることは同じなのだな。早めにネット予約しておいて正解だった。
ちなみにネット予約したチケットは、”12306自助取票”とある機械かカウンターの窓口で受け取ることになる。CTRIPの手数料約10%以外に、ここでも更に20HK$を支払うことになる。
今回のG6386列車について言えば、2等のチケット代2957円に加えCTRIPの手数料が325円、更にチケット受け取り手数料が282円。手数料が約20%にもなってしまったのだけれど、出発の約2時間前には既に売り切れていたことを考えると、そんなに高くはないのかもしれない。
チケット受け取り。カウンターの女性は「1時間前になったら改札を進んでね」とおっしゃる。発車45分前になると改札にチケットを入れてもゲートが開かない、という噂も聞いていたので、もちろん時間は守る。
しかしその1時間前までもまだ1時間以上ある。暇なので朝食でも食べられればと駅構内を見学するが、朝開いているのはいくつかの売店型店舗だけで、席に着けるような店はゼロだ。駅には添好運などのレストランもあるのだけれど、朝から営業している店はない。仕方がないので、駅の外に出てみる。
駅の外は「緑化空間」という公園になっていて、なかなかゆったりしており、香港島の見晴らしも良い。
更に駅屋上は「天空回廊」という小さな遊歩道になっていて、じわじわじわーと最上部に登ることができる。
天空回廊の観景台から見る香港島。11月の香港の朝はとても清々しい。昨夜安宿でろくに眠れなかったのが嘘のようだ。
ここで少し景色を眺めてから周辺を歩いてみるが、この時間に安く朝食を食べられるような場所は駅近隣にはなさそうだった。
教訓:高鉄の西九龍駅から朝出発するときには、繁華街にいるうちに何か食べておいた方が良いようだ。