世界、大人の社会科見学!

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中国 香港・深セン

2018香港スワトウ3 中国高速鉄道西九龍駅で「黄色い線」を越えて香港出国/中国入国を済ませ、G6386列車に乗りこんだ件

中国高速鉄道の香港西九龍駅開業にあたっては、議論がないでもなかった。

なにしろ西九龍は香港の土地であるのにも関わらず、香港出国も中国入国もこの駅の中で行い、国境を示す「黄色い線」の先は法律も中国本土のものが適用されるのだ。香港市民の中でも大陸の動向に敏感な人は「どうして香港に中国領が出来るのか」と思う人もいたらしい。

その気持ちも分からないではないけれど、国際列車の場合似たようなことはある。ともあれ実際に出入国をしてみようじゃないか。ネットで予約した切符を受け取る窓口の方が言っていた通り、出発の1時間前に「離れ港」と示された改札を通る。ここは自動改札機なのだが、出発45分前になると通れなくなると言う噂もあり、遅れるわけにはいかない。

 

セキュリティチェックを終えエスカレータを降りると香港側の出国手続きとなる。真新しいぴかぴかの窓口だけれど、基本的に羅湖や福田あたりと変わるところはない。自動ゲート/e道ももちろんある。

出国を済ませると免税店。売り場にはあまり人は多くはない。免税のメリットが大きい酒もタバコも時代遅れになりつつあるこのご時世では、先細りの業界なのかもしれないな。

免税店やら売店やらの通路を少し歩くと、

噂の「黄色い線」があった。黄色い線を挟んで「香港口岸区 HONG KONG PORT AREA」そして「内地口岸区 MAINLAND PORT AREA」の文字が書かれている。単なる通路に引かれた線で、これを境に適用される法律が変わるなんて、とも思ってしまうけれど、中国の融通の効かなさを侮ってはいけない。他に判断材料がないこの国境地帯、黄色い線は法を執行する明確な境界線となりえて不思議はない。

ちなみにこの「黄色い線」はインスタ映え、いや、好赞映えスポットのようで、皆さんがここで記念写真を撮っている。気持ちはわかる。

そしてこの黄色い線を越えたところに中国の入国窓口がある。イミグレと税関を越えると、列車乗り場だ。中国語では「検票閘口」英語だと"GATE"となるようだ。私の乗るG6386列車は、7~8番ゲートから乗り込むようだ。


ゲートは列車出発の15分程前にならないと開かないので、ホームで列車を待つことはできない。と言うわけで待合室へ。

ああ、ここは私がまだ香港にいた時、上のフロアから見ていた場所だ。ここはもう中国メインランドの法が適用される場所だったのだな。

実は私は当初ビジネスクラス、1等のチケットを狙っていた。CTRIPで予約開始前に入金しておいたので可能性はあるんじゃないかとも思ったのだけれど、結果は惨敗、ビジネスクラスどころか1等すら取ることができなかった。

帰路にある列車の車両を眺めたところ、ビジネスクラスの座席は全車両のうち1両の半分か1/3か、全てあわせても10席あるかないか、という感じで、なるほど、これは取れそうにない。1等も座席数は少ない。価格差の割には快適さはかなりちがいそうだし、人気があるんだろうなぁ。

そしてここはビジネス専用のラウンジ。くっそぅ、入ってみたかったぞ!

一般の待合エリアには冷水機がありペットボトルや水筒に飲料水を確保することができる。これが車内に入ってしまうと熱いお湯しか手に入らないので、冷たい水が好みの人はここで確保しておこう。もちろん、容器ないのでカラのペットボトルかシリコンボトルが必要になる。

ちなみに何本か試した私のお勧めはKemierの750mlサイズのシリコンボトル。1000円少しで買えるしペットボトルより少し大きい750ccという容量も良い。また、シリコンボトルは最初独特の匂いが残るしまめ旅先でもマメに洗う必要があるのだけれど、Kemierのこれはフタの部分が幅広なので洗うのも、そしてより重要な乾燥させるのにもとても良い。というか、シリコンボトルの開口部分の断面積が小さな物は買ってはいけない。 

出発の15分前にゲートは開く。


ちなみにここまでの流れを解説した動画があったので紹介しておこう。一般人には撮影禁止だったエリアも、動画の中ではCGで描かれている。


香港西九龍駅とは言え、乗ってしまえば車両は普通の中国高鉄列車だ。


私はまだ香港の地下鉄オースチン駅周辺にいるのだけれど、黄色い線を越えてしまい、更には列車に乗り込んでしまった今、ここは中国領内だ。窓の外には「香港西九龍」とある。

ふと思ったのだけれど、これから約30km、この列車が走る線路の上もやっぱり中国領ということになるのだろうか?保線はどちらがやるんだろうね??

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