世界、大人の社会科見学!

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2018香港スワトウ8 東徴軍革命史跡陳列館と汕頭市博物館をはしごした件

2022/10/03

老街を見て街歩きをしてしまうと特にやりたいことはなくなってしまったけれど、スワトウは人口500万の地級市、一応いくつかの博物館もあるので高鉄に乗る前に見学に行ってみる。

まずは東徴軍革命史跡陳列館

イギリスによって建てられたホテルだったこの建物は、1925年の中国国民党の軍だった国民革命軍の第2次東征時、総指揮本部として使われた。1925年と言えば中国メインランドでも「国父」と呼ばれる孫文の亡くなった年でもある。孫文が亡くなったのが3月で第2次東征軍のスワトウ入りが11月、孫文亡き後の国共合作の時期だ。


「この時期だからこそ」なのだが、東西2館のうち西館では蒋介石が、そして東館では周恩来が執務したという歴史がある。まぁここは中国メインランドだから、蒋介石よりは周恩来の方が扱いは良くなるわな。


「第1次国共合作期」の「国民革命軍」の「第2次東征」と言われても、あまり賢くない外国人である私にはピンとこないのだが、そういう人が来館しても一応基本的な事柄は理解できるようにパネル等の展示もある。



中国の人にとっては自国の歴史の舞台でもあり、愛国教育基地に指定されている。ものすごく面白いとは言わないけれど、まぁ汕頭ならではの見学地、ではある。

そして東徴軍革命史跡陳列館から歩くこと約20分、2日目のメインイベントである汕頭市博物館に到着する。

中国には国家文物局が認定する第1級博物館が83、第2級博物館が171、そして第3級博物館が288ある。汕頭市博物館はこの分類では第3級博物館と地味ではあるが、その展示内容はなかなか悪くない。

1960年に開設された博物館は、2013年に現在の新館が竣工し、地上8階/地下1階17279平米の館内には8000平米の展示ホールがある。その内容は総合博物館として多岐にわたる。

新しくリノベーションされた博物館だけあって収蔵品の見せ方も今風だ。例えば宗教がテーマのこのホールでは、収集した仏像を美しいライティングで照らしており、なかなかの迫力だ。蛍光灯で照らされたガラスケースじゃこうはいかない。




今風と言えば汕頭の茶の文化を紹介したモデルや、



こぢんまりとはしているけれど19世紀の街並みを再現したコーナーなどもあり、なかなか頑張っている感が漂う。



館内には「南海遺珍」という企画展示のコーナーがあった。これは汕頭沖で発見された”南澳Ⅰ號”と呼ばれる沈没船から引き上げた積み荷の展示で、企画展示にしてはなかなかクオリティーが高い。




決して小さな博物館ではないけれど「巨大」という程でもないので、2時間あればさっと概要を見て回ることはできる。また博物館は動物園や乗り物もある中山公園に隣接しているので、往路か復路に寄り道をする手もある。

まぁ老街以外だと、汕頭の見所はこんなもんだ。

 

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