2018香港スワトウ12 天水囲からHK$13.9と破格のE43Aバスで空港まで行き、40番ゲート側のプラザプレミアムラウンジで昼食をいただき、HKExpressで帰国した件
2022/10/03
香港国際空港からの市内への交通手段は、鉄道のエアポートエクスプレスがオクトパス利用でHK$110(≒1560円) とそれなりのお値段なので、それなりの生活をしている私はバスを使うことになる。
更にはバスの中にも急行的Aバスと各駅停車的Eバスがあり、そのお値段はHK$20程違う。例えば都心の尖沙咀に行く場合、A21バスならHK$33のところE21XはHK$17、およそ半額と言って良い。選択肢のない深夜のNバスはHK$23、「さすが香港」的値段付けだ。
そんな中、空港と天水囲や元朗を結ぶE43Aバスの運賃はHK$13.9(≒195円)。距離的には空港から尖沙咀どころか香港島に行くより長いルートなのにこのお値段なのだから、かなりお安いと言って良い。屏山文物徑を歩いて天水囲駅に出た私はこのバスに乗ってみたかった。バス乗り場は屏山文物徑側からだと天水囲駅を越えた場所にある。
この路線は都心に走るCitybusではなくLWB”龍運巴士有限公司”の路線で、E34Aは空港から天水囲駅を、E34Bは空港から元朗駅までをHK$13.9で結ぶ。物価の安くはない香港で天水囲や元朗から200円で空港まで行けるなんて、福田口岸利用者にこんなありがたい話はない。朝5時20分から深夜24:00まで15-20分間隔で走っているのも良い。所要時間は104分とある。
ちなみに時刻表はこちら。E34Pは空港までは行かないので間違えて乗ってしまわないように注意したい。
バスはちゃんと香港仕様の2階建てバスでテンションが上がる。
Eバスの称号を持つだけあって、空港エリアでは貨物地区や空港関連施設地区をぐるぐる回る。Eバスは空港に通勤する人のためのバスでもあるのだな。これが所要時間104分のうち結構な部分を占めるけれど、キャセイの本社で昔のDC3を見ることができるという余録もある。ほんの一瞬だけど。
空港に到着。預ける荷物がない場合、webチェックインをしておけばHKExpress利用でも第1ターミナルからの出国も可能だ。この日は2タミを使ったかな?
HKExpressは200番台や500番台のゲートから出発することが多い。この場合シャトルを終点まで乗ることになるのだけれど、途中下車をして40番ゲート近くのプラザプレミアムラウンジへ。機内食の出ないHKExpressに乗る前に、胃袋を満たすのだ。もちろん楽天カード(プレミアム)でもらったプライオリティパスでの無料利用だ。
ヌードルバーの魚丸麺、炒飯、サラダ、野菜料理にビールなど。これだけ食べておけば成田まで保つかな?
UO650便は香港を14:00に出発19:05成田に到着する。成田行きの最終便であり時間帯も良いので、帰路はいつもこれだ。
HKExpressの食事もモニタもない機内で5時間を過ごす技は年々上達しているのだけれど、最近は10.1インチモニタのAndroidタブレットをシートポケットとテーブルの下で挟む、という技を覚えた。この技を使えばタブレットを立てるスタンドを持ち込まないで済むし、角度もなかなかよろしい。
後は、あまり目立たないようにペットボトルの水を飲む技も上手になったぞ!
中国深センの福田口岸から香港国際空港までは、B1バスとE34バスを乗り継ぐことで最低価格の約HK$20で移動ができる。
今回はそのメリットを存分に使った形になるのだけれど、じゃぁ香港国際空港から福田口岸まで逆ルートで行くとどうなるのか、特に私が愛用しているHKExpressで夜香港に到着した場合、このルートでイミグレに間に合うのかを数ヶ月前に実験してみたので、次回はそれについて書いてみる。
まぁ間に合うんですけどね。