世界、大人の社会科見学!

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2018那覇松山千歳⑤ 電車の平面交差”ダイヤモンドクロス”を見て、松山城で夜を迎えて、必死で夜道を降りて鯛飯と鯛そばをいただいた件

JR松山駅から50mで1泊3000円の宿ビジネスホテル第一にチェックインしたのはまだ外が明るい時間だったが、私にはどうしても明るいうちに松山で見ておきたいものがあった。伊予鉄道のダイヤモンドクロスだ。

ダイヤモンドクロスと言うのは、鉄道が平面交差する場所の軌道構造、あるいは平面交差そのものをを指す言葉で、かつては日本各地で見られたらしいのだが、今ではここ伊予鉄道大手町駅など数カ所でしか見られない。

暗くなってしまっては軌道がよく見えなくなってしまう。宿に荷物を置き、そそくさと大手町まで向かう。宿から大手町駅までは約5分の距離だ。

右にあるのが伊予鉄道高浜線の大手町駅とそこに停車している電車、そして左にあるのが大手町線の路面電車。よく見ると路面電車の前には踏切の遮断器が降りていて「電車が踏切で電車待ちをしている」状態なのが分かる。

そしてそれぞれの線路が中央で井桁型に交差しているのがよく見える。この井桁型の中央部分が菱形なのでダイヤモンドクロスと呼ばれる訳だ。

これは高浜線の電車が大手町駅に停車する直前の様子で、


こちらが大手町駅を出た電車が交差点を通る瞬間だ。

日本に残るダイヤモンドクロスの中で直角に線路が交わるのは3カ所、そのうち1カ所は貨物駅の名電築港駅、そしてもう一つは軌道の土佐電鉄はりまや橋駅

鉄道(普通の電車)と軌道(路面電車)よる直交のダイヤモンドクロスは日本にここしかない。こういうのは普通の電車じゃないと迫力がないと思う。

かつては日本各地で見られた光景そうなのだけれど、私はこんなものを見た記憶がない。どうやら関東には2カ所しかなかったようだ。高浜線の電車は上り下りとも7時台から19時台まではおよそ15分に1本の頻度で走っているので、行き当たりばったりに行っても直交の様子はすぐに見られる。

よぉし、松山観光終了!

 

…それもあんまりなので、時間的に間に合わない博物館を諦め、3連休で芋洗いの度合いが激しそうな道後温泉を避け、松山城に登ってみることにする。もちろん遠回りになる上に有料のロープウェイなどは使わず、かつての登城ルートであった黒門口登城道での歩きだ。二の丸から本丸まで歩くなんて、王道ではないか。



王道、結構きつい。

これはちょっとした軽登山じゃないか。本丸に登城するお侍さんたちにとっては通勤路みたいなものだろうけれど、日々往復するだけでかなり体は鍛えられたんじゃないかと思う。

二の丸から本丸までは約20分なのだけれど、ひぃひぃ言いつつなんとか本丸にたどり着く。「彦根城を意識してないとは言わせないぞ」のよしあきくんがお出迎えだ。軽く「くん」づけで呼んでいるけれど、実は初代城主の加藤嘉明から命名されれている。

現存12天守の一つでもある天守閣を見学するには少し遅かった。まぁ外からでも十分に楽しめるし葵のご紋も見えたからよしとしよう。

じろじろ見ているうちに空は暗くなり、照明がついた。天守閣は夜ライトアップされるようだ。


これはすごい。空が暗くなるのと同時に雲も湧いてきておどろおどろしい。蟹頭十郎太の神州城もこうだったのかと思わせる迫力だ。

って、どうでしょうマニアではない人には何のことか分からないな。蟹頭のDVDが1980円はいいとして48600円の値段がついていることにも驚いた。マニアは払うのだろうか?

よりあきくんも悪巧みをしているように見える。

本丸から松山市内を眺める。四国で一番大きな50万都市だけあって夜景もなかなかのものだ。

帰りは松山市駅方向に行きたかったので、往路同様黒門口登城道を歩いたのだが、昔をあまり変わらないきつい石段なのに照明が皆無で、歩きにくいを通り越して大変に危険だ。

スマホのLEDで足元を照らしながら、慎重にゆっくり歩くのだけれど、それにしても暗くて危険だ。それなりに歩きにくいとは思っていたけれど、まさか街灯が皆無だとは思わなかった。天守閣を照らす照明をほんの少しだけここに持ってきて欲しいと切実に感じる。

やっとの思いで街に出て、鯛めしの評判が良かった槙に行ってみる。


もう少し地味な店を想像していたのだけれど、おしゃれ感の漂うダイニングだった。1500円の鯛めし御膳もあったけれど、鯛そばなるもののつく鯛めし鯛そば御膳が350円増しの1850円だったので、これを注文してみる。

鯛そばは細い中華麺を使っていて、これが鯛の出汁に合う。太麺はありえないスープだ。

鯛めしはご飯に刺身をのせて出汁を注ぐタイプだった。松山の鯛めしには鯛に熱を通した物や炊き込みご飯系のものなどもありどれも「鯛めし」なのだそうで、こうなると料理人のアイディア一つの世界、でもある。というか、そんなに違う物を「松山名物鯛めし」とくくるのにも無理がある気がしないでもない。槙は料理も丁寧で給仕のタイミングも絶妙でおいしかったけれど。

そばとご飯の糖質祭りで、チェックしておいた甘いスープのラーメンが有名な瓢太は素通りとなってしまった。私も衰えたものだ。ついでに瓢太のすぐそばには正岡子規の生まれた場所もあるのだけれど、これに至ってはその存在も忘れていた。


裏町を15分程歩いてビジネスホテル第一へ。JR松山駅が不便だと言っても、松山市駅界隈へはこの程度歩けば済む。おかげで路面電車に乗る機会を失った。まぁ伊予鉄道はダイヤモンドクロスを見られればそれで満足なのだけれど。

夕方からの数時間、観光ゾーンの道後温泉にも行かない松山体験だけれど、これはこれでなかなか楽しかった。ユナイテッドの5000マイル国内旅行って、こういういい加減な遊び方が似合うような気がしないでもない。

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