世界、大人の社会科見学!

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2018ロシア 南コーカサス3カ国旅行のルートと、アエロフロート261便(成田/モスクワ)の機内食

2022/10/03

ジョージア(旧グルジア)がなかなか面白そうだということは、ここ何年か気になっていた。

旅先で旅行者同士が話をすると、よく「どこの国が面白かったか/良かったか」という話題になるのだけれど、ここ数年ジョージアは人気の国だった。曰く、自然も素晴らしいし食事もおいしいし物価も安いらしい。

更にはジョージアはワイン発祥の地とのことで、レストランや家庭での自家製ワインもとてもおいしいとのこと。これはぜひ行ってみたい。

私が旅行に行けるのはどんなに頑張っても2週間が上限だ。時間さえあればジョージアだけで2週間過ごしたいけれど、予算にも時間にも制限のある身としては、多少は効率よく周辺国も見てみたい。と考えると、ジョージアの隣国であるアゼルバイジャンとアルメニアにも寄り道ができれば、と思う。

しかし下調べをするうちこのエリアには込み入った事情があることが分かった。アゼルバイジャンとアルメニアは大変に関係が悪く国境が開かれていない上、特にアゼルバイジャンはアルメニアの入国履歴があるとすんなりと入国という訳には行かないこともあるようなのだ。

これを聞いて、今回コーカサス旅行のルートは、アゼルバイジャン/バクー → ジョージア/トリビシ(と地方) → アルメニア/エレバン をベースにしてみた。

航空券は、成田→バクー と エレバン→成田のオープンジョー。こういう旧ソ連/CISのマイナーな国への安いチケットは、最近ではエティハドが安いことが多いのだけれど、今回私はここを利用した。毎度おなじみアエロフロートだ。

アエロフロートの旧ソ連各地への路線網は他社の追随を許さない。モスクワからバクーにもトリビシにも1日2往復、エレバンに至っては6往復ものフライトがある。しかも成田発深夜の中東系と違って正午頃の出発なので、だらしなく衰えたエコノミークラスユーザの私にはありがたい。

旅行繁忙期である8月中旬土曜日の成田、カウンターの行列を眺めつつ自動チェックイン機へ。

座席は窓側の42K。予約を入れた時点で好みの席には空きがなく、後方の窓側を選んでみた。2人がけなので3人がけよりはトイレにも行きやすい、よね?

パスポートのスキャンをして、


搭乗券の確保。ちゃんと乗り継ぎ便であるモスクワ→バクーの搭乗券も出てくる。カウンターに並ぶ理由はない。

アエロフロートは第1ターミナルから出発する。ということは、プライオリティパスで成田で唯一食事ができるKALラウンジで、糖質祭りの挙行だ。


成田KALラウンジの食事的メニューは、カップ麺、カップ味噌汁、おにぎり、パン、サンドイッチ、以上。調理をされた物が全くないこのスタイルは長い間変わらない。プライオリティパスで料金を支払っていない身としては不満はないけれど、たまには違う物を出してもいいんじゃないのか、と思わないでもない。

成田のアエロフロート便は午前中にモスクワからやってきて、正午頃成田を出る。モスクワまでの所要時間はおよそ10時間、つまりお昼から夜まで飛行機に乗っていれば良いわけで、機内で眠らざるを得ない深夜便との大きな違いはここだ。この時間帯と路線網の広さ、そして価格から、ここ数年はやたらこのSU261便に乗っている。


機内サービスにだって何の不満もない。ワインやビールもあるミールが出て、邦画や日本語吹き替え/字幕のある映画の入ったVODもあって、最近LCCにばかり乗っている私には極めて快適な環境だ。


ミールの前にまずはビールをいただく。一時はレガシーでもYではビールやワインが有料のところが少なくなかったけれど、これが結構な客離れを起こしてしまったようで、また無料になるところが増えてきたらしい。

ただしアエロフロートの場合、ドリンクサービスから食事の提供までの間に大変に長い時間があるので、このビールを飲みながら機内食を食べようなどと考えない方が良いかもしれない。運が良ければ食事と一緒におかわりがもらえる。


1回目のミールは昼食、牛肉の洋食か鱸の和食のチョイスが可能。もっとも最後尾側(たまに最前列側)の席だと選べないことも普通にある。食事を選択したい人は、中央付近に座席を取るのが無難かもしれない。




VODの映画は邦画が2-4本、日本語吹き替えの映画が10本以上。十分な量だ。

ただ特に案内はないので、シートポケットのエンターテインメントガイドをまじめに読んで、日本語マークを探す必要がある。ちなみに操作メニューに日本語はない。

2回目の食事は夕食。焼きカレーうどんかトマトソースのリングイネから麺対決のチョイスとなり、リングイネを選択してみる。ワインとビールは昼食時だけの提供になっていた。「普通出すなら夜じゃないか」とも思うのだけれど、到着前のミールにアルコールは出したくないのかな?


SU261便、定刻にモスクワ・シェレメーチェヴォに到着。

バクー行きのもっとも早い乗り継ぎ便は深夜の23:50発、モスクワ到着から6時間以上あり、その時間を空港で過ごさなければならない。

それはちょっと嫌だったので、今回はロシアのトランジットビザを取り、往路モスクワ1泊、復路にモスクワ2泊することにした。私はもう5年くらいモスクワの街を見ていない。まぁ街を見るのは復路にとして、今回往路ではちょっと良さそうなトランジットホテル知ったので、それを試してみたかったのだ。

正午に成田をでて10時間後にモスクワに到着し、待ち時間の長い乗り継ぎをすることなくホテルのベッドで眠る。素晴らしいスケジュルじゃないか!

ちなみにコーカサス、正確には南コーカサスを構成するアゼルバイジャン、ジョージア、アルメニアについて専用の歩き方シリーズはなく、3カ国ともロシア編の中で扱われている。私のルートとしてはこの1冊でなんとかなるので良いけれど、紙ベースの情報はまだ多くはない.

比較的長期の個人旅行者には大人気の南コーカサス3国だけれど、日本ではまだまだポピュラーな訪問地ではなさそうだ。

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