世界、大人の社会科見学!

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2018ロシア3 プライオリティパスの使えるシェレメーチボ/アンバーラウンジでビールをいただき、アゼルバイジャン/バクー行きSU1854便でもしっかりとホットミールの機内食をいただいたいた件

2022/10/03

スカイポイントホテルで快適な一夜を過ごし、気持ちの良い朝を迎える。今日はアゼルバイジャンまで行く日だ。

もちろん宿代に含まれる朝食はしっかりといただく。繰り返しになるけれど、空港から頻繁に送迎バスを出し朝食がつき、窓なしならツインでも5000円というのは、結構お安いと思うのだ。

日本時間で言えばかなりの夜更かし/寝坊だけれど、ぐっすり眠って体調もすこぶる良い。

もしこれがシェレメーチボで深夜23:50までの6時間弱を空港で過ごし、その後2時間40分乗り継ぎ便に乗り朝の4時に到着、入国を済ませホテルまで移動となれば、かなりきつかったと思うのだ。

しかし何を買っても高い空港の制限エリアの更にお高いホテルに泊まるのは予算的にきつい。トランジットビザをとって外のホテルに泊まるのは、なかなか正解だった。


シェレメーチボにはもちろんアエロフロートの自動チェックイン機もあるけれど、モスクワからアゼルバイジャン/バクーまでの搭乗券は既に成田で受け取っている。一応ゲートと時間を確認し、ロシアを出国。実に真っ当で模範的なトランジットだ。

モスクワ/シェレメーチボからアゼルバイジャン/バクーまで飛ぶSU1854便は、10:10という極めて健全な時間に出発し14:15に到着する。ゲートはターミナルEの44番、となると出発まではここで過ごすしかない。ゲート真ん前のアンバーラウンジ、もちろんプライオリティパスが使える。


44番ゲート前アンバーラウンジの利点は、何と言っても「比較的混雑しないこと」だ。

ロケーションも幹線はあまり使わないターミナルEでしかも場所はエレベーターもない地下、プライオリティパスが使えるシェレメーチボ国際線のラウンジの中でも、多分最も人気のないラウンジの1つだと思う。この場合「人気」は「にんき」と読んでも「ひとけ」と読んでもどちらでも正解だな。

ついでに書けば、ミールもしょぼい。ビールくらいは置いてあるけれど、ホットミールは皆無、ホテルでしっかり朝食をいただいているから良いけれど、これが「食事」だと思うと少し寂しいレベルだ。まぁいただくんですけど。


ただ特筆すべきこととして、ここアンバーラウンジには2台のマッサージ機がある。もともとあまり人が多くはないラウンジなので、かなりの高確率でマッサージ器が使えるのがうれしい。

コントローラーには一応英語のメニューもあるのだが、表示されるのは「スウェーデンマッサージ」だの「タイマッサージ」だのよく分からない。体をほぐしてくれれば何でも良いのだけれど。

この「結構な確率で空いているマッサージチェア」は、トランジットの際に仮眠がしやすい。

マッサージを受けている間にうとうとするのは実に良くあることであり、15分でも眠ることができればかなり頭はすっきりするし、運良くそのまま放置してもらえれば、1-2時間眠れることだってある。水平になって眠ることができない空港ラウンジでは、靴を脱いだ脚が上がるマッサージ機は仮眠に実に都合が良いのだ。

ラウンジの目前にある44番ゲートからSU1854便に搭乗。機材はB737-800、アゼルバイジャン/バクーまでは約2時間40分のフライトになる。

窓際座席を選んだのは、カスピ海を空から見たかったからだ。

最近はみんな、うちの子までが国内線ですら「座席は通路側」などと言うけれど、なんなんだろう、そう言う人たちは「窓から外を見たい」とは思わないんだろうか?自力で空を飛べない人間がこんな光景を見られるのは飛行機の中くらいなのに、長距離路線ならともかく、そんなに長くはないフライトでまでその機会を放棄するなんて私には理解不可能だ。


機内食はというと、チョイスこそないけれどなんとホットミールが出た。しかも日本人を泣かせる米料理。うれしいじゃないか。ホテルの朝食とラウンジのビールで満腹だけれど。


SU1854便は定刻どおりアゼルバイジャン/バクーに到着する。


心身共に絶好調のまま、南コーカサスの旅行が始まる。

アゼルバイジャンは歩き方ではロシア編に含まれ情報量の多い国ではないけれど、図書館に行けばそんなに古くはない書籍も何冊かある。質はいろいろだけれど、私が知る中で1冊だけ選ぶのなら「アゼルバイジャンを知るための67章」が良い。

筆者の廣瀬陽子さんはコーカサス地域研究を専門としていて現在は慶応の教授、俗っぽいタイトルからは想像出来ないほどしっかりした本で、歴史や文化はもちろんアゼルバイジャンの抱える問題点についても書かれていて読み応えもある。これに比べると他の本は多少(かなり)見劣りがしないでもない。

まぁ私の読んだ中では、という話なんだけれど。

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