世界、大人の社会科見学!

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異音のうるさいレンジフード”BDR-3H-604”を2個550円のベアリング交換で無音化し、重くなってきたWindows8.1時代のノートPC”DynabookB25/22PB”を2070円のSSDで蘇らせた件

2022/10/03

旅行には関係ないけれど、今週はかなり達成感のある家事をしたので報告してみる。実はしばらく前から、我が家のレンジフードから耳障りな異音が出るようになっていた。


我が家は古いチンケな集合住宅で、レンジフードは富士重工の BDR-3H-604 という19年前に生産終了となったモデルだ。これだけ使い続ければ当然なのかもしれないが、異音はかなり耳障りで不快なものだった。下はフィルターを外して内部のシロッコファンを動かした時の動画になる。

ギーギーうるさくてたまったものじゃない。

「20年間良く頑張ってくれたと」買い替えを考え交換可能な型番を調べたところ、同じ富士工業の BDR-3HL(スタンダード品)、BDE-3HL(左のLED照明版)、BDRL-3HL(使い捨てエコシアフィルタ仕様)の3種があることがわかった。スタンダード品のBDE-3HLなら31000円台から送料無料で売られている。最初はこれに買い換えようと思っていた。

しかし少し調べると、レンジフード交換の工賃は本体と同額の約30000円であることがわかった。合計最低でも6万円、これは大きい。バーゲンで大邸や香港に4回行けるではないか。

「だったら交換は自分で」とも思ったのだけれど、レンジフードというものはかなり重く、BDE-3HLは約14kgだった。工事に慣れない素人が助手なしで持ち上げて作業することはかなり難しいし、何より素人の工事で落下でもしたらと考えると恐ろしい。どうしたものかと、まずは色あせたカバーを開けてファンを見てみた。


カバーを取るとカタツムリ状のカバーがあり、中にシロッコファンが見える。異音がするのはこのモーターからだ。

このモーターだけを交換すれば異音は消えるはず、そう思ってネットで情報を集めると、世の中にはこの種のトラブルを自分で解決したい人は結構いるようで、いろいろな情報がヒットした。再生品のモーターもあるけれどその価格は2万近くそれなら新品のレンジフードを買ったほうが良いであろうこと、モーターを開けてベアリングを交換すれば2個550円で済むこと、などだ。

これは当然モーターを開けるしかない。

①レンジフードのカバーを開け、②電源コネクタを外し、③カタツムリ型のケースを外し、④モーターを外し、⑤モーターを開ける、ここまではドライバー1本で簡単にできる。

問題は古いベアリングを引き抜き、そして新しいベアリングを打ちこむ作業、だ。

モーターの軸にあり異音の原因となっているベアリングを引き抜くには、ベアリングプーラーという工具を使う。しかしモーターのベアリングを引き抜くのにどのサイズがふさわしいかがよく分からない。ネット情報であたりをつけて購入した外径0-100mm/リーチ102mmの安いプーラーは、その爪でベアリングを掴むことができなかった。

そう、問題はプーラーなのだ。

やっぱり素人がベアリングを抜くのは難しい。ぱっくり割れたモーターを2分間無念な思いで眺めた私は、ダンボールにモーターの半分を包んで、知り合いのバイク屋に泣きついた。

「すみません、バイクじゃなくって申し訳ないんですけれど、このモーターのベアリング、抜いていただけませんか?」

いつも激安で作業をしてくれる、ただ事ではないほど良心的なバイク屋さんであるここのご主人は、実に上手に固いピンを抜き、ベアリングを交換し、更にはベアリングを打ち込んでくれた。私が打ち込み時に必要な塩ビパイプVP13を持参していたのは単なる偶然であって、交換作業を丸投げしようと目論んでいた訳ではない、とここではひとまず言い張ってみる。

いつものように「この程度の作業じゃ代金は受け取れない」というご主人に形だけの手間賃を無理やり押し付け、新しいベアリングが入ったモーター半分を大切に持ち帰り組み直す。無駄にしたプーラー代1648円は無駄になったけれど、費用は2個セットのベアリング”6200ZZ”が550円、10cmの塩ビパイプVP13(外径18mm/内径13mm)がホームセンターで24円、そしてプーラー代にも満たない工賃、となった。

最初からバイク屋さんにお願いすれば良かった、である。

そして作業の結果、我が家のおんぼろレンジフードはこうなった。

至近距離で撮影しているので稼働音は聞こえるけれど、これは風切音でありベアリングのノイズではない。新しいベアリングであと20年は行けそうな気もする。

 

修理の快楽を味わった私は、少し前から気になっていた古いノートPCのHDDをSSDに換装する作業も始めた。最近のSSDの価格下落は大変な勢いで、120GのSSDが2070円になっていたのだ。

PCのHDDをSSDに換装するのは初めてではない。実は私はメインのデスクトップPCもOSはSSDで動かしている。今回換装したPCはTOSHIBA Dynabook B25/22PB、windows8.1時代の古いノートパソコンだ。ネットに情報がなかったので、とにかく裏側にあるネジを全部外しこじ開けてみる。

中央上部に2.5インチのHDDがあるのでこれを抜き取り、SSDに差し替える。ネジ穴は合わないけれど、この程度は両面テープでもなんとかなる。

DynabookのBIOSを起動すると、問題なく認識できた。

あとはMicrosoftのサイトからwindows10をダウンロードしインストールDVDを焼き、クリーンインストールをする。もともとはwindows8.1のPCだけれど、windows10へのアップグレードは済ませているせいか、問題は発生しない。

念の為コマンドプロンプトに ”wmic path SoftwareLicensingService get OA3xOriginalProductKey” を入力しプロダクトキーを記録しておいたのだけれど、クリーンインストールなのにも関わらずプロダクトキーの入力は必要なかった。MSのアカウントで紐づけされているのだろう。

ちなみにドライバー類は見つかりにくいけれど東芝のこのサイトからダウンロードできる。せっかくのSSD換装、どうせならOSはクリーンインストールするのも悪くない。

HDDのPCは、メモリを増設したりCPUを交換するくらいなら、SSDに換装する方が効率の良い高速化ができる。しかも必要なのは2070円のSSDと100円均一の精密ドライバー1本だけ。ちょっと作動が重くなってきたノートPCを使っている人は、絶対試したほうが良い。私は8年前のノートPCやデスクトップもHDD→SSD換装で快適に使っている。

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