世界、大人の社会科見学!

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グルジア ジョージア

2018ジョージア20 トビリシのラスタベリから旧市街までを歩き、ジョージアの母が立つナリカラ砦から夜景を眺めた件


ジョージア(旧グルジア)の首都トビリシは人口約110万人、その広さは東京23区をもう一回り大きくした726k平米。

それなりに大きな街なのだが、観光的な見どころのエリアは、中心街のラスタベリ(Rustaveji)と、シオニ大聖堂のある旧市街の2箇所になる。ゼメルゲストハウスに泊まった私は、地下鉄のラスタベリ駅を頻繁に利用した。

トビリシの地下鉄は1966年、旧ソ連時代に国内4番目の地下鉄として作られた。旧ソ連の地下鉄開業年度は、モスクワが別格の1935年、サンクトペテルブルクが1955年、続いて今はウクライナのキエフが1960年。旧ソ連の地下鉄の中でも、比較的早い時期に開業されている。

したがってその造りは典型的ソ連仕様であり、ホームは深くエスカレーターは長い。ホームの深さは、冷戦時代地下鉄駅がシェルターとして使われることを想定していたため、と言われる。日本の国会議事堂駅にもそんな噂があったっけな。

地下鉄でアクセスしやすい中心街のラスタベリだが、個人的には正直あまり面白い街、という気がしない。

ラスタベリ通りには歌劇場やいくつかの博物館、国会図書館などもあり、街の中心部とも言える場所だ。

歴史のあるホテルやちょっとお高めの有名レストラン、ブランド品店、更には本物のマクドナルドも(…いや、これはジョージアの都市部では普通か…)などもある、言うなればここは「トビリシの銀座」的エリアなのだ。そして日本の銀座も苦手な私にはトリビシの銀座もあまり楽しくない。

しかしこのラスタベリ通りを南下すると、周辺の空気は少しずつ変わってくる。銀座から新橋に抜けるように、高級感が減り庶民の街感が高まってくるのだ。そして地下鉄ラスタベリ駅から2.5km程南に歩くと、そこはもう旧市街だ。

このルートは国立博物館も通る。まぁ、ほぼ旧市街にあると言ってよいのだけれど。ここにはユーラシア最古の人骨と言われるドマニシ原人の骨や民族衣装、宝飾品が展示されているらしいのだが、入場料が15ラリと破格にお高く、かつさほど評判も良くないので、建物の中を眺めるだけにする。

もう少し南に行くと、少し見にくいのだけれど、”I♡TBILISI” のサインがあるカフェがあり、ちょっとしたランドマークになっている。

今日日 ”I♡NY”のキャンペーンからもう42年、今更 ”I♡***” を使うのか、と思うのだけれど、それでもカフェには結構お客が入ってるなぁ。店内からは見えないしロケーションは良いし、あまり関係ないか。

ちなみに私は日本でも旅先でもカフェというものを滅多に使わないし、スターバックスも過去の人生で1度しか入ったことがない。昔は喫茶店に入り浸ったりしたものだけれど、最近はそういう気持ちが起きないのはどうしてなんだろう?

そしてそのカフェの後ろに見えるのがナリカラ砦(ナリカラ要塞)だ。

ナリカラ要塞はトビリシを見下ろす丘の上にあり、4世紀に ”SHuris-tsikhe” と呼ばれたが、現存する要塞の大部分は16-17世紀に作られた。その後1827年の地震で被害を受けたり、火薬庫の爆発で建物が失われたりしたらしい。まぁ長く建っていればいろんなことがある。

そしてここは、ケーブルカーで登れてトビリシの夜景を見ることができる場所として知られている。トビリシ最後の夜、私はここから夜景を見ようと思う。ほら、砦にある「ジョージアの母」もおいでおいでしているではないか。

ナリカラ砦まで行くケーブルカーに乗るためには、クラ側南の旧市街から一度川を渡り、川沿いのRIKE公園まで行く必要がある。

車も通るメテ匕橋を使っても行けるけれど、せっかくのベタベタ観光、ここは一つ北側にある「平和の橋」を渡ってみる。


鉄とガラスとLEDで作られたこの歩道橋は、2010年5月6日に開通した。1208個のLEDが夜になると水の流れを表現するように点滅する。旧市街の風情をぶち壊しにするようなデザインが、まぁ面白いといえば面白い。私は向こう岸に行ければいいんだけどね。

暗くなっていくトリビシの街を眺めようと、日没の少し前にケーブルカーのチケット乗り場に来たのだが、ここには既に長い行列ができていた。みんな考えることは同じだ。ちなみに運賃は往復で7ラリカ8ラリかその程度だったと思う。

1時間以上行列に並び、私の順番が来たときにはもう日は暮れていた。ナリカラ砦から暮れゆくトビリシを見たい人は、混雑状況を見極めて時間に余裕を持ったほうが良いかもしれない。

長い時間行列に並んだケーブルカーだけれど、乗ってしまえばナリカラ砦はあっという間だ。道はあるのでその気になれば歩くという選択肢もありそうだ。

ナリカラ砦からトビリシの夜景を眺める。ものすごく特別、ではないけれど、素直に「綺麗だ」と言って良い光景だ。


ケーブルカー駅から少し歩くと、そこにはトビリシのあちこちから見えた「ジョージアの母」がある。

ジョージアの母(Mother of Georgia)は1958年というから、旧ソ連時代に建てられたものだ。

右手には友人を迎えるためのワイン入れがあり、左手には敵に備える剣を持っており、これが「ジョージアの国民的性格」を象徴しているのだそうだ。

昼よりはライトアップされた夜のほうが美しい。でも、建っている場所にきて見上げるとなんだかよくわからない姿になる。これはこれで面白いけどね。

初めて来たジョージア、風光明媚だし物価は安いしワインや料理は美味しいし、なかなか居心地の良い場所だった。

私のジョージア旅行はこれで終わりになるのだけれど、このまま南コーカサスから帰ってしまうのももったいないので、航空券はアゼルバイジャンのバクーin/アルメニアのエレバンoutにしておいた。

南コーカサス旅行の場合、このアゼルバイジャン→ジョージア→アルメニア、というのは、典型的なルートなのではないか、と思う。

さぁ、明日はバスでアルメニアだ。

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