世界、大人の社会科見学!

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2018ロシア6 更にはソビエトアーケードゲーム博物館をしげしげと見学し、市内が見渡せる雀が丘ではモスクワ型暴走族と遭遇した件

2019/08/23

コンピューターゲームが初めて登場したのは意外と古く1950年代のことだ。

当初は汎用コンピュータのおまけソフト的な存在だったけれど、やがてディスプレイと専用のコントローラを使ったもの登場し、1960年代には商用のコンピューターゲームがあちこちで見られるようになり、ピンボールがその代表だったアーケードゲームはやがてコンピューターゲームが主流になっていく。

そんなコンピューターゲームやアーケードゲームの博物館は意外と世界のあちこちにあり、モスクワにもどうやら2つがあるらしい。ひとつは宇宙飛行士記念博物館から徒歩3分とそう遠くない Prospekt Mira, 119, VDNKH, Pavilion 57 にある ”Museumof Soviet arcade machines” 、そしてもう一つが地下鉄クズネツキーモスト駅に近い ”Museum of Soviet Arcade Machines”。

この(英語だと)同名の博物館の関係は全く分からないのだけれど、今回は後者の「ソビエトアーケードゲーム博物館」に言ってみた。直訳すれば「ソビエトアーケードマシン博物館」になるところだが、博物館自身が日本語で「ソビエトアーケードゲーム博物館」と自称しているのだから仕方がない。

多分後発で正統派ではない方の「ソビエトアーケードゲーム博物館」は、モスクワの中心部に近い地下鉄クズネツキー・モスト駅から徒歩2分、ハンガーガーショップの入っているビルにある。ボリショイ劇場にも近いモスクワ中心部にあり、「観光客相手のアトラクション」的匂いが漂わないでもない。


なぜか日本語のフライがあったりするのは、経営者さんが日本好きだから、なのだろうか?

館内に入ってすぐ横にあるのは時代を感じさせる自動靴磨き機。そう、ここでは「時代を感じさせる」ことが極めて重要なのだ。

だからこんな謎の飲み物作成機もおいてあり、可能なかぎり稼働させている。

公衆電話だってあるぞ。電話は構造がシンプルだし、もしかしたら使えるのかもしれないな。

そして毎度おなじみのソーダマシン。もちろんここでも有料で飲むことができる。

この旧ソ連名物コップがでてこないソーダの自動販売機は、たいてい3種類の味がある。未だ現役で使われていることもあり、私はキルギスやウズベキスタンで見た。せっかくの自動販売機なのにコップを洗う人を配置しており、自動販売の意味があまりないのが大変によろしい。

入場料の450ルーブルを支払うと、旧ソ連時代の15コペイカコインが15枚入ったマッチ箱を渡される。このコインを使って館内のゲームを15回遊ぶことができる、というわけだ。

館内には数十台のレトロなゲーム機が並んでいる。多くの場合古いアーケードマシンなんて面白くはないのだが、ここにあるゲーム機は更に「ソ連製」という悲しい出自を背負っており、西側の駄目ゲームに輪をかけてつまらないものばかりだ。

本当に、どのゲームをとっても、例外なくつまらない。

そんなことを言うと「日本だって昔ボウリング場や温泉旅館にあったゲーム機なんてそんなものだったよ」の声が聞こえてきそうだが、例えばこの”SOS”というゲームは1991年製、日本ではストリートファイター2が発表された年のゲームなのだけれど、1979年発表のギャラクシアンにもとても届かないクオリティだ。


良くこの技術でアメリカと宇宙開発競争したたよなぁ、と思わないでいられない。ピンボールならそれなりに楽しめるかと、思ったのだけど、フリッパーの反応が悪い上動きもぎくしゃくしており、更にはボールの弾みもだらしなくまるで面白くない。

「見た目とシステムだけ真似しました」という感じで、実に駄目な造りだ。ピンボールの楽しさを知らな人間が適当に作った感いっぱいで、なんとも切ない。ラズベガスはピンボール博物館のご主人が見たら、ため息を漏らしそうだ。

さて、今日は博物館ばかりを回りすぎたので、こんどは目を休めるために「良い景色」でも見に行こうと、モスクワ市内を見下ろす雀が丘に向かう。

あまり歩かずにここに行くにはバスを乗り継ぐ必要があり往復4回乗車になってしまうが、そこは3日間有効の交通カードがある。こんなところ、乗り放題券でもなければあまり来ようとは思わなかったし、良いチャンスだ。

雀が丘。バイクがいっぱい停まっている。トルストイの「戦争と平和」にも登場するモスクワの名勝地なのだが、実はこの雀が丘、モスクワではバイク乗りが集う場所でもあるようなのだ。


しかもただのバイクというより、日本で言うところの「暴走」的なエンジンの回し方をする人も少なくない。

まぁ暴力的ではないしケンカもないしましてや集団で暴走するわけでもない。「多少うるさめなバイク乗りのみなさんがここ雀が丘を目指して集っている」が正解に近いのだけれど、景色を眺めに来た人間にはあまりうれしくはない。



街なかにいるときには気が付かなかったけれど、モスクワにも高層ビルが密集するエリアがあるのだな。これは「モスクワ国際ビジネスセンター(モスクワ・シティ)」と言い、クレムリンの西、モスクワ川河岸のクラスノ・プレスネンスカヤになるらしい。

しかし雀が丘で後ろを振り返ると、そちらにはもっとモスクワらしい高層建築がある。モスクワ大学だ。

1953年に建てられたこのメインビルディングは高さ240メートル、これこそ「ソ連」という感じで、モスクワ・シティなどより迫力がある。私は日が落ちる前に雀が丘を出てしまったけれど、モスクワ大学の夜景はなかなかのものだ。

そしてこちらが夜の雀が丘。

やっぱり「暴走族の集会場」と思われてもしかたのない光景、だな…

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