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韓国

2019大邸/浦項4 ポスコ歴史館で製鉄の歴史を学び、竹島市場でカニを横目にカルジェブを食べた件

2019/08/28

浦項は鉄の町だ。

かつては日本海に面した漁港を主とした港湾都市だった浦項は、朴大統領の肝いりで1968年に設立されたポスコが1973年に浦項製鉄所を稼働させ、韓国の経済成長に大きく寄与する存在となった。ちなみに浦項のサッカーチームは「スティーラーズ」、ACLで浦和と揉めたことは記憶に新しい。

そんなポスコ浦項製鉄所の博物館、POSCO歴史館が浦項にある。浦項の市街地からは南東にちょっと離れた場所にあり、市街地から九龍浦に行き来する200番のバスも停まるので、九龍浦帰りに立ち寄ると移動の効率が良い。

右にポスコの製鉄所が見えたら、

左側がポスコ歴史館になる。

POSCOは工場見学も行っているのだが、外国人は個人での申込みができないため、見学できるのは歴史館と対岸からの夜景だけだ。ちなみに私は夜景は見ていない。

エスカレータで入口へ。平日のせいか見学者はほとんどいない。ネットには日本語の解説をシてくれる人もいる、みたいな話があったけれど、目に入るスタッフは受付にいる2人だけで、ガイドや解説をやっている様子はない。


そうかそうか、では、自力で見学するとしよう。

1973年に完成した最初の製鉄所の着工式を、映像と人形で再現したコーナー。中央は朴大統領。上に「朴大統領の肝いりで設立されたポスコ」と書いたが、ポスコと大統領の関係の深さを物語る展示だ。

ちなみに朴大統領はやはり大邸からそう遠くない亀尾市の出身、財閥牽引型の経済を構築し「漢江の奇跡」とも呼ばれる高度成長を実現した。ポスコの設立にあたっては巨額の対日請求権資金を利用している。

このプレハブは「ロンメルハウス」と呼ばれるポスコの浦項建設事務所で1968年の5月に開設された。ポスコの初の事業所を記念してここに再現されている。ちなみにこの年の11月には製鉄所の建設現場を朴大統領が訪問した。


右側の妙にピカピカしているのが、1973年に稼働を開始した浦項製鉄所1号炉の模型なのだそうだ。私は製鉄所というとまず高炉と思ってしまうので、こういう背の低いものを炉と言われても、今ひとつピンとこない。

シアターでは、鉄とポスコの歴史についての動画を見ることができる。あまりに人がいなかったため、受付で「次の上映は何時からですか?」と尋ねる必要があり、観客は私一人だったけれど。

展示はハングルと英語がほとんどで、更にはハングルだけの部分もある。日本の資金や技術援助についてどの程度の展示があったかは、よく覚えていない。

それなりに規模の大きな博物館だと予想し、見学に1時間は必要だろうと虎尾串からちょっと急いで戻ってきたのだけれど、実際には1時間あれば余裕をもって見学できる規模の博物館ではあった。

ポスコ歴史館のあとは、バスに乗って浦項竹島市場へ。


どうして竹島市場なのかというと、日本と韓国が領有権を主張する竹島へ行く船が浦項から出ているから、っぽいのだけれど、だったら韓国側は「独島」呼ぶべきなんじゃないか、とも思うし、まぁ、よくわからない。


本当はわざわざ市場に来るつもりはなかったのだけれど、大変親切だった九龍浦近代歴史館のガイドさんが「竹島市場ヘはもういらっしゃいましたか?」とおっしゃっていたのが頭に残り、つい来てしまったのだ。

冬の浦項はカニで有名だ。既に3月に入っていたけれど、まだカニは多少はある、ということ。

でも、2人前で6万から15万ウォンとか、私には手が出ないよ。こういう「ごちそう」は家族連れとかグループとかがゆったり食べるものであって、私の一人旅で食べるものじゃない。日本でだって1食6000円とか、まずありえないし。

しかし食堂を見るとお腹が空くのも事実で、何かお腹に入れたいと思ったらこんな店があった。

ああ、多分これが竹島市場名物のカルジェビだ。

韓国でうどんをカルククス、すいとんをスジェビというが、ここ竹島市場ではその両方を一緒に出して「カルジェビ」と呼ぶ。まぁロケーション的には「スジェビ通り」とは言うのだけれど。

特別にものすごくおいしいいってものでもないけれど、あっさりスープのうどん+すいとんは、お腹にも財布にも優しい。お高いカニや、ホットドック、形だけカニのパンよりは余程良い。でも、5000ウォンだったか6000ウォンだったか、それくらいはした。

最近思うのだか、韓国は食料品や食事が少しお高いのではないだろうか。

このカルジェブが5-6000ウォンなのもそうだけれど、最近は海苔巻だって下手すれば4-5000ウォン、浦項ではチャジャンミョンが7000ウォンだったこともあった。

もちろんまだ安い店だってたくさんあるし、値段は店次第と言えばそれまでなのだけれど、最近の韓国ではスーパーで売っている食材も割高に感じる。

ぱっとしないパンが300円くらいしたり、コーラのペットボトルが200円台だったり、食料品の価格全般が日本より高いんじゃないかと思うことも多いし、しかもだからといって上質だと言うわけでもない。ただ、割高な印象を受けるのだ。この辺実際はどうなんだろうねぇ。

そんなことを考えながら宿近くに戻ったら、こんな広告があった。ワッパーのミールが4900ウォン。これはお安い!


 

どんな物価水準の国でも結構容赦なく国際共通価格であることが多いバーガーキングで、ワッパーのミールが4900ウォンなのは破格だと言って良い。市場のうどんどころか、私の基本最安食である大邸の技師食堂よりお安いではないか!

最近韓国の観光客は「日本は食事が安くておいしい」と言っていたけれど、今や確かにそうなのかもしれないなぁ。

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