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2019 水曜どうでしょう祭、行ってきました!
2022/10/03
6年ぶりの水曜どうでしょう祭に行ってきた。この先「水曜どうでしょうって何なの?」という人にはどうでも良い内容が続く。
詳細は公式サイトを見てもらうとして、ここで私が言えるのは「どうでしょう祭は『藩士』(どうでしょうファン)にとってぜひ参加したい今回で3度目のバカ騒ぎ」くらいだろうか。
1回が2005年、第2回が2013年に札幌の真駒内競技場で行われ、今回はばんけいスキー場という今までとは違うかなり不便な場所で行われることになった。ちなみに2007年にはどうしても参加できず涙をのんだ私は、2013年にやっと参加し、大変幸せになったことをこのサイトで報告した過去がある。
前回も祭の日程が発表になった直後に飛行機と宿を確保する必要があったが、今回の予約事情は前回以上に厳しかった。こういうイベントでは、まずはとにかく飛行機と宿を確保しなければならない。
チケットが買えるかどうかも分からない時期であったため一応キャンセル可能なものにはしたけれど、予約時点で私の日程上最安だったピーチとレッドプラネット札幌すすきの中央を確保した。
レッドプラネット札幌すすきの中央は2019年9月14日に開業したばかりの、レッドプラネットの最新ホテルだ。
他のレッドプラネットホテルズ同様、簡素だが清潔で安上がりな部屋を提供する今風のホテルで、私にとっては必要十分どころか「そこそこ良い宿」だ。エアコンがあって専用バスルームがあるだけでも個人的には十分なのに、レッドプラネッやトはネットが速い。これは、TunehotelsやIbisなどと大変近いコンセプトなので、この辺に泊まったことのある人はその部屋を想像すれば大きな違いはないだろう。
他国のレッドプラネッド同様バスタブはなくハンドシャワーとレインシャワーを使うことになるが、ただ、さすが日本のビジネスホテルだけあって、歯ブラシやボディスポンジなどのアメニティは豊富だ。Wifiも極めて高速だ。
飛行機と宿はそんなもん、として、どうでしょう祭りだ。会場のばんけいスキー場は札幌「郊外」というにはあまりに山の中にあるが公共交通機関は1万人規模のイベントを行うにはあまりに貧弱だ。
そこで、祭主催者は往復1500円のシャトルバスを用意してくれた。しかも出発地はどうでしょう聖地である旧HTB/平岸高台公園から。せっかくだから前後枠を撮影した公園等も見て下さいよ、ということなのかもしれないが、多分祭参加者の99%はとっくにここを見ていると思う。
残念なことに私の参加した土曜日は雨が降ったりやんだりの悪天候。しかもスキー場で雨を避ける場所がほとんどない。会場がスキー場ということで今回は「テントサイト」が設けらた。
7時間以上の長丁場、座ったり風を避けたりするの便利だろうとホテルに送っておいた投げ売りの(でも一応評価の高い)ワンタッチテントが、私達の命を救った。送料込み1791円は今回最もコストパフォーマンスの高い買い物となった。
更には静音型の防寒アルミシートはこういう場面では想像程役に立たないことを知ったのも良い勉強になった。あれは風の入ってくるワンタッチテントの中では、効果はイマイチだった。モノには使い方と適切な場面というものがあるんだねぇ。
どうでしょう祭はどうでしょうグッズ販売祭りでもある。公式グッズはもちろん、番組に関係のある、あるいは多少は関係のある、更にはよく分からないブースがいろいろあって、様々なグッズを売っている。
ワカサギ釣りでおなじみ、新篠津の大法螺を試飲させていただく。カップ麺が400円、カップのコーヒーも250円から500円/700円と基本的に「お祭り価格」で結構物価の高い中、ここは普通のお値段でお酒を売っていた。中にはこういう店もある。
うわ、ピンボケだった…、西表のロビンソンさん。多分前回はいらしてなかったんじゃないかと思う。慣れてないせいか価格設定も甘く比較的お安い。ちなみに氏は夜の部に登場して独演会を行って大雨を呼んだ。1万人規模のイベントのメインステージであそこまで出来る人はなかなかいないと思う。
私たちはテントがあったので、そこにお弁当や飲み物を置いておき出店の食品はあまり口にしなかったけれど、あまりの寒さに暖かい飲食物だけは購入した。グッズ同様、人気の店は早い時間に打ち切れとなる。ローソンも店を出していて、豚汁は400円。小さなシールのない使い捨てカイロが100円、6個入りティッシュは200円。これは場内としては安価な方だった。
人の集まるところには献血車。まぁ手術のみならず血液製剤には沢山の血が要るからねぇ。「献血どうでしょう」のポスターやデコレーションのなされた献血車はなかなかレアな気がする。
今回一番心配だったトイレ。野外であるため基本は仮説トイレなのだけれど、私たちは30分も並べば使うことができた。トイレにONちゃんのステッカーを貼ったり、どうでしょうキャラのマナー看板を出したりと、ここにも多少の工夫はある。
そうそう、肝心のイベントなのだが、
もちろんステージの様子や映像をここに載せることはできない。「藩士」ことどうでしょうファンは、意外とルールを守るのだ。
まぁざっくりとした内容は公式ページを見ていただくとして、ここで書けるのは、イベントの内容が前回同様結構グダグダであったこと、土曜日に公開された新作第1話では、新作で何をやるのか全く分からなかったこと、くらいだろうか。あ、土曜日ヤスケンが来てくれたのは幸運だったかな?
雨に打たれて街に戻る。レッドプラネット札幌すすきの中央は、ジンギスカンのだるま3店、更には大泉洋推薦の名代にぎりめしから徒歩20秒~3分と大変に近いので、ベタではあるけれどここで朝食・夕食とする。
10数年ぶりにすみれのラーメンもいただいた。変化の激しいのラーメンの世界なのに、変わらない味がうれしい。
20年以上の歴史を熱烈なファンを持つ水曜どうでしょうだけれど、今回の祭に参加して感じたのは、製作側もファンもかなり高齢化していて、今までのような「勢いでやったる!」イベントはそろそろ厳しいかな、ということだった。
もちろん若いファンもいっぱいいるのだけれど、会場を埋めていたファンの多くは結構なお年で、10月の雨の北海道、しかも山の中のスキー場でのイベントはかなりきつかった気がする。実際私もテントがあったにも関わらず体調を崩し、今も解熱剤を飲んでいる。真駒内なら雨の時に逃げ場もあったのになぁ、と思わないでもない。
まぁそれでも週末札幌にとんぼ返りして行っちゃうんだから、どうでしょうファンには呆れてしまう。まぁ私もなんだけどね。