世界、大人の社会科見学!

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2019釜山/対馬/ソウル① 成田→釜山をA220が飛ぶ、大韓航空KE714便の機内食

2022/10/03

基本韓国にはLCCでばかり行っている。レガシーが嫌いな訳ではない。お値段が安いからだ。

しかし、たまにだけれどLCCとレガシーの航空券価格が逆転することもある。私がこの旅行で使った成田/釜山線の航空券は、旅行時日韓のどの路線より安かった。GWの超ピーク時期だったせいもあるけれど、LCCを含め他社の成田路線がどんなに安くても5-6万円だったところ、大韓航空の成田/釜山便が4万円台、しかも機材はまだ乗ったことのないA220だと言う。これはぜひ乗ってみたいではないか。

 (この画像の撮影は帰路、PUSのボーディングブリッジからのものです)

実はこのGW、私は国外には行けない予定だった。しかし実はそこそこの休みが取れると分かったのが今年に入ってから。本当ならもう少し安いチケットもあったのではとも思ったけれど、そんなことを言い出したら切りがない。私は素直に総額4万円少しのこの航空券を購入した。どうせ私が家でじっとしていられるわけはないし、国内なんかで旅行した日には余計にお金がかかってしまう。

と言うわけで、GWの成田第1ターミナル。何年ぶりの大韓航空だろう。ラウンジはやたら使わせてもらってるんだけれどね。

A220と言うとエアバス社オリジナルの機体のように聞こえるけれど、実際にはボンバルディア社による機体で、かつては”Cシリーズ”と呼ばれた。これが2018年のボンバルディア社とエアバス社の提携、というより資金繰りが悪化したボンバルディア社による事業売却により、”A220”として製造・販売されるようになったわけだ。

現在この機材を運用しているのは、wikipediaによればスイスエア、デルタ、バルティック、そして大韓航空とある。日本路線で運用されているのは、成田/中部/福岡からの釜山線だけのようだ。ちなみに2019年の夏、エアバス社は日本の中部国際空港でデモフライトを行った。2019年の時点でもエアバス社の「これから売りたい機材」であることがよく分かる。このクラスにはA320でのB737のような強力なライバルもないし、成功すればビジネス的にも大きい。
ちなみにA320(319/321)の座席数が140-200程度であるのに対し、A220は110-130、シートは2-3の5アプレスト(2席+3席の5席が1列)となる。


A220の窓はA320より大きい。エアバス曰く「従来より15%大きくなった窓」なのだそうだ。ものすごく大きいとは思わないけれど、外部から見ると機材の小ささもあってか確かに大きめに見える。内部からの窓の良い画像がないな、と思ったら、トイレの写真を撮っていた。窓のあるトイレは気分が良い。でも乗客の滞在時間も長くなってしまいそう、だな。

(こちらの画像も帰路での撮影になります)

当たり前のことだけれどシートピッチは航空会社が選ぶことができ、その選択肢は29/30/31/32インチ。大韓航空のサイトには「シートピッチ最大81センチ」とあるから、31-32インチ仕様なのだろう。確かに狭さは感じなかった。ちなみにリクライニングは118度。低燃費と低騒音もウリらしい。

シートにパーソナルモニタはなく、手持ちのスマホやタブレットなどに ”beyond M” というエンターテインメントサービスアプリをインストールしておく必要がある。しかし、健気に事前にダウンロードしておいたにもかかわらず、私のスマホは機内のネットに接続できない。

CAさんは「今**台の端末がつながってますし…、いろいろお試しいただけますか?」と言うのだが、結局往復とも複数台のスマホやタブレットは "beyond-m" とやらには接続できなかった。理由は分からないけれど、がっかり、ではある。これじゃぁ天井のモニタに地図を表示してくれるLCCの方がマシ、だなぁ…。USB充電器だけは使えるのが悲しい。


しかしそこはレガシー、一応機内食、なんてものもある。一応最新機材、ギャレーにはオーブンもあるようで、チョイスはできないけれど、ちゃんとホットミールなのはうれしい。今日のメニューは蝦の炊き込みご飯。一応パンと形ばかりの果物がついてくるのも、LCCに良くある「トレーなしメインの器のみ」ではないのもよろしい。


しかしまぁ、レガシーの機内食と言っても、正直「ものすごくおいしい」って物でもない。「出てくるとうれしいし、フライトの時間を潰せる」程度なのは見てもわかるし、コストだって500円位なんじゃないかなぁ、と思う。これは大韓航空に限らず、短距離路線では普通のことだけれど。

むしろLCCがこういうミールを出せば人気が出るのではないか、とも良く思うけれど、「支払手数料」など訳の分からない名目でも乗客から集金したLCC、なかなか難しいんだろうなぁ。でもマリンドエアなんかはパーソナルモニタ、毛布、ミールの全てが出てくるし、エアプサンだって最近までスナックを配布していたし不可能だとは思えない…、いや、エアプサンが廃止するくらいだから、やっぱりコストほどの利益はなかった、ということか。

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