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2019釜山/対馬/ソウル④ 釜山発対馬往復2000円の激安チケットを入手するにはかなり高いハードルを越えなければならない、と思ったら最近はずいぶん簡単になっていた件

2019/12/12

釜山から日本へは船便がいくつかある。

昔からの長い歴史を持つ下関と釜山を結ぶ関釜フェリーをはじめ、福岡や大阪行きのフェリー、JRが運航する福岡や対馬と釜山を結ぶジェットフォイル、そして対馬の厳原/比田勝を結ぶジェットフォイルや高速船、などだ。そんないくつかの路線のうち、一番面白いと思うの、釜山→比田勝を結ぶ路線だ。

私にとって数年前まで対馬は「多分一生行くことのないであろう島」だった。まだ日本国内線にLCC路線がなく首都圏から福岡まで行くのにもそれなりのお金がかかった時代、更に片道数千円と4-5時間をかけて行くには対馬はあまりに地味な土地だったのだ。

しかし釜山から対馬までの船が過当競争で値下がりしているという話を聞き、たまたま釜山に行く予定のあった私は釜山の日系旅行代理店に連絡を取り初めて対馬を見た。2012年のことだった。この頃には日本国内にも日韓線にもLCCが飛び始めていた、という背景もあった。まぁこの時の船賃は噂ほど安い物でもなかったのだけれど。

そして2019年、まずはこれを見て欲しい。

(↑ https://www.kobee.co.kr/html/ の予約画面です)

1ヶ月後の2020年1月、正規運賃では150000ウォン(≒)13650円)の釜山から対馬・比田勝を往復する高速船の運賃が、往復で22000ウォン(≒2001円)となっている。(韓国語の読み書きがほぼ出来ない私は、Chromeの翻訳機能を使っている)

日本と韓国を結ぶ国際航路が往復2000円、これは破格と言って良い。

過去最悪と言われる日韓関係、更には反日感情を背景とした日本旅行ボイコットなどが激しい今だから、なのかもしれない。しかし、それにしても安い。実際には、釜山港の港湾利用税および出国納付金が4400ウォン、対馬/比田勝港の国際観光旅客税とターミナル使用料が1200円かかるのだけれど、それにしても安い。2012年にはどんなに安くても4万ウォンが下限だったものだ。

(↑ https://www.kobee.co.kr/html/ の予約画面です)

しかしこの激安運賃、日本人が日本にいて購入するのはほぼ不可能に近い。

いろいろ試してもみたのだけれど、安い運賃を見つけて予約しようとすると「ログイン画面」なるものに出くわし、未登録者は韓国の番号をもつ携帯電話か、I-PINと呼ばれるこれも韓国のインターネット仮想住民登録番号が必要となる。登録時にはハングル入力環境も必要だ。 

現在では「外国人」の新規登録画面があり、メアドで認証ができるようになっていた!素晴らしい!!

じゃぁどうやってこのディスカウント乗船券を買えばいいのかというと、未来高速のこのサイトについて言えば「韓国で誰かに手伝いをお願いする」ということになる。

私は2012年3月、浦項のアップルツリーホテルのロビーでスタッフに韓国語を教わりながら予約しようとしていたら、ロビーにいた人たちがよってたかった私を助けてくれた。日韓関係が最悪であるこの時期でも、韓国の多くの人は基本いい意味でお節介で、大変に面倒見が良い。

なんとか支払い画面までたどり着いても日本のクレジットカードが使えないことに愕然としたが、支払い可能な銀行がホテルのすぐ近くにあったのも幸運だった。現在の入金方法については未確認だけれど、相変わらず韓国発行のいくつかのカードに限定されている可能性はある。

入金後、果たして予約ができたのかどうか確認が出来ず不安にもなったが、ネットで問い合わせをするとちゃんと予約確認書を送ってきてくれた。

いや、私博多港には行きませんけど。

 

その他、この種のディスカウント乗船券や格安の対馬日帰りツアーは,韓国のバーゲンサイトでも売られているけれど、これは韓国語ができない日本人にとって未来高速のサイトで乗船券を買うより数倍敷居が高い。

残された方法は、未来高速に電話をして、英語か日本語を話す人を探し口頭でカード決済をすることだが、クレジットカードの使い方としてはかなり不安が残る。理想としては、激安運賃が出る頃未来高速の営業所に出向いてそこで直接購入することなのだけれど、安い運賃は出発直前にはない。前回利用した日系旅行代理店も、今ではネットでのやりとりができなくなっているし、お値段も安くはない。

釜山発対馬往復の乗船券を安く買おうとすると、これはいろいろ面倒なのだよ。

 

もう一つ、乗船券を入手後、船に乗る前にしておくべきことがある。酔い止め薬の入手だ。

前回はJRのジェットフォイルで船酔いなしで対馬に往復できたが、今回予約ができた未来高速のNINAはジェットフォイルではなかったのだ。これはなんとかチケットを購入した後に知った。私は船の揺れに弱い。ましてや対馬海峡のような外海の揺れは恐ろしい。日本で酔い止めを買うことも考えたが、ここは値段も安く効きも強そうな韓国で酔い止めを買う方が良いのでは、と考えた。

そして購入したのが、この二つ、左の瓶入りドリンクが「イビロン」と。甥止め飲み薬の定番のようで1本500ウォン(≒45円)。お値段が安いのもうれしいけれど、日本の薬に比べ効きも強いらしい。一般に韓国の市販薬は日本のそれよりきつめなのだが、今回に関しては薬は多少きつくても良い。


そして右側が、日本にはない耳の下に貼るタイプの酔い止め「キミテ」。キミテとはそのまま「耳の下」という意味らしい。2枚で2000ウォンくらいだったと思う。


ただしこのキミテ、かなり強い薬のようで、かつて市販されていた子ども用が薬局では販売されなくなったという経緯も聞いた。薬局で「貼るときには薬の面に触らないようにね」と言われ多少緊張するけれど、それでも多くの人が使っている薬だし、船酔いは怖いし,「一生に一度の経験かも」と乗船前日、寝る前に耳の下に貼る。貼るタイミングは乗り物に乗る3時間前、薬効はなんと3日、とのこと。成分的には普通の酔い止めらしいのだけれど、すごいねぇ。

そしてこの日4月30日、多くのハードルをクリアした私は、ついに対馬/比田勝行きのNINAに乗船する。

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