世界、大人の社会科見学!

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2019クロアチア④ ドブロブニク旧市街/ケーブルカー乗り場前から本数の少ないシャトルバスで空港に行き、クロアチア航空OU669便でザグレブに飛んだ件

2022/10/03

クロアチアの飛び地であるドブロブニクから首都のザグレブまでは約600km。直行する列車はなく、バスか飛行機か、ということになる。

もちろん安上がりなのはバスで運賃は180-250クーナ(≒2753-3824円)で所要時間は約10ー13時間。あの「キングオブ深夜バス」はかた号の14時間と便によってはあまり変わらない所要時間で、しかもそのほとんど(もしかしたら全て)が普通の4列シートらしい。お値段は良いとして、正直最長13時間バスの4列シートに乗り続けるのは私には厳しい。

この区間に鉄道便はなく、「バスは嫌だよぉ」と言う人は国内線の航空便ということになる。もちろん私もそうした。午後13:15に出発する時間帯の良い便のチケットが税込み総額342クーナ(≒5232円)で見つかったためでもある。スプリトに立ち寄らずザグレブまで行くのなら、こちらが正解だろう。


ただここで小さな問題がある。ドブロブニクの空港は旧市街から約20km離れているのに路線バスはなく、空港シャトルバスに乗るしかない。そしてそのスケジュールは日替わりだ。多分「フライトに合わせてバスを出す」ということなのだと思うのだが、その本数は大変に少ない。

一応公式サイトでもスケジュールは確認できるのだけれど、ピレ門前の観光案内所で再度出発時間と出発地を確認しておく。


金曜は空港シャトルは1日に5本しか走らないのだな。私の乗るOU669便は午後13:15の出発だから、11:40発に乗ることになるのか?

空港シャトルはフェリー乗り場に近いバスターミナルか、そこから約1.5km程旧市街に向かったアトランとセンターショッピングモール(Atlant Centar)、そして旧市街近くではピレ門周辺ではなくケーブルカー乗り場にしか止まらない。

観光案内所のスタッフによると、時刻表に書かれた出発時刻は始発のバスターミナルを出る時間で、ケーブルカー乗り場に到着するのは10-20分位後、とのこと。結構雑な話だけれど、このバスを逃すと歩くかタクシーに乗るかしかない。

ケーブルカー乗り場発を遅めに考えると12:00、更に空港まで30分とすると到着は12:30。空港着が出発45分前という結構タイトな時間だ。クロアチア航空は公式には「国内線は遅くとも1時間前までにチェックインを済ませる」ことがお約束となっており「リスクは避けたい」とは考えていたけれど、再度出発時間を再確認すると、OU668便の出発時刻が13:00になっていた。

ウェブチェックインをすればぎりぎり間に合わないこともなさそうだけれど、万一のことがあってはシャレにならない。これはバスターミナル9:50発のバスに乗るべきだろう。

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翌朝10:00少し前、ドブロブニクケーブルカー乗り場前。空港シャトルはすぐにやってきた。バス代は運転手に支払う。55クーナ(≒840円)は安くはないけれど他の選択肢はない。観光案内所によるとタクシーは300クーナ位らしいので、グループなら時間の自由が効くタクシーもありだ。

ケーブルカー乗り場から空港までの所要時間は約30分、空港には10:30に到着した。距離にすると約20km、全く渋滞がなくてこの時間だから、モンテネグロツアーのドライバーが言っていた「渋滞の酷い夏の観光シーズン」にはもう少し余裕を見ておいて良いのかもしれないな。

一応国際線も飛ぶドブロブニク空港は、便数の割りにはそれなりの規模を持つ。この空港は12月は空いているけれど6月を過ぎると急に便数が増える。バス便も増えるのだろうな。カウンターの数も少なくアーないし、セルフチェックインの機械も置いてある。カウンターはがらがらでどちらを使っても時間に変わりはないのだけれど、私は預ける荷物がないせいもあり、セルフチェックインが嫌いではない。

チェックインを済ませ、ゲートへ。今日の出発便はロンドン行き、ワルシャワ行きの国際線2便、そしてザグレブ行きの国内線2便、合わせて4便。空港行きのバスが5便もあるのは、少ないどころかむしろ多かったのだな。

ちなみに、翌日、翌々日の出発便は国際線国内線合わせて7便でバス便は8便。そのくせ今回のザグレブ行きでは出発70分程度前に到着するバス便がないのだから、日替わりのくせに地味にスケジュールの詰めが甘い。

もしかしたら11:40発、つまり定刻の90分前にバスターミナルを出れば間に合う、という発想でバスが走っている可能性もある。最終バスが14:50発で最終便が16:20発であるあたりからして、国内線についてはそうなのかもしれない。でも、初めてこの空港を使う旅行者としては、リスクは取れないぞ。


出発までの約1時間少し、ドブロブニク空港ですることは全くなかった。プライオリティはあるにはあるけれど国際線のエアサイドだけだし、普通のレストランすら空いていない。何か飲みたくても小さな売店がひとつあるだけだ。これじゃ慣れた人はぎりぎりに到着したくなるのも無理はない。

メールで13:00発とブラフをかけてきたクロアチア航空OU669便は、結局定刻の13:10の出発だった。まぁこんなもんか。

機材はエアバス社のA319。クロアチア航空は37機の機材を保有しているけれど実際に運用しているのは12機。A320が2機とA319が4機、残り6機はボンバルディア社のDHC-8-400だ。少し前まではフォッカー70/100やCRJ1000なども飛んでいたようで、できればそっちに乗ってみたかったぞ。



OU669便は定刻に出発し、クロアチアかボスニア・ヘルツェゴビナの山岳部を飛ぶ。ここまでずっと1ヶ所1-2泊と駆け足だったこの旅行は、次の訪問地ザグレブでほんの少しだけゆったりと過ごすことになる。

ドブロブニク空港バス

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