世界、大人の社会科見学!

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中国

浙江省平湖市の中の日本、緑陽大飯店 -中国初の日本人街・平湖市-

海外にも日系ホテルは多い。
まず頭に浮かぶのが日系航空会社の名を冠したホテルだ。NIKKO HOTELSANA HOTELSなど、日系航空会社の名前が入っているホテルでは、確実に日本語を話すスタッフがいるし、部屋でもNHKの海外放送を見ることができる。外国語が苦手な日本人には何かと便利であることは間違いない。

しかし今回紹介するホテルは、その程度の日系ホテルではない。

まず経営母体が違う。
普通日系ホテルではその名の航空会社が資本や経営に関与している場合がほとんどだが、ここは日本電産という機械メーカーの直営なのだ。その名を緑陽大飯店(Green Sun Hotel)という。せっかくなのでフォントの色も緑にしてみた。

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決して大きいホテルではない。
5階建てで部屋数は約160。規模としてはビジネスホテルだ。しかしこのホテルの内部は、中国の他のどんな日系ホテルより日本らしい。というより、日本のビジネスホテルを切り取って、そのまま平湖市に持ってきたようなものだ。日本語テレビもNHK以外に数局写り、部屋によってはウォシュレットも……

海外にも日系ホテルは多い。
まず頭に浮かぶのが日系航空会社の名を冠したホテルだ。NIKKO HOTELSANA HOTELSなど、日系航空会社の名前が入っているホテルでは、確実に日本語を話すスタッフがいるし、部屋でもNHKの海外放送を見ることができる。外国語が苦手な日本人には何かと便利であることは間違いない。

しかし今回紹介するホテルは、その程度の日系ホテルではない。

まず経営母体が違う。
普通日系ホテルではその名の航空会社が資本や経営に関与している場合がほとんどだが、ここは日本電産という機械メーカーの直営なのだ。その名を緑陽大飯店(Green Sun Hotel)という。せっかくなのでフォントの色も緑にしてみた。

ryokuyou1.gif

決して大きいホテルではない。
5階建てで部屋数は約160。規模としてはビジネスホテルだ。しかしこのホテルの内部は、中国の他のどんな日系ホテルより日本らしい。というより、日本のビジネスホテルを切り取って、そのまま平湖市に持ってきたようなものだ。日本語テレビもNHK以外に数局写り、部屋によってはウォシュレットもある。

まずホテルの内部は中国語でも英語でもなく日本語が基本言語になっている。外見でも判断するのだろうが、フロントに入ると「いらっしゃいませ」と言われる。部屋も日本のビジネスホテルそのままだ。中国だからといって簡素でもゆったり広くもない。水準としては東急イン程度だと考えておけば、おおよそ間違いはない。

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館内施設もなかなか充実している。

まずフロント横にコンビニ。深夜12時まで営業しているここでは日本語で中国国内の定価で買い物ができ、日本製の飲食品も置いている。試しに中国のカップ麺の値段を尋ねてみたら「5元、、あ、それだと6元かもしません。値段確認しますね」とレジでスキャンをしてくれた。

無料の小さなフィットネスセンターもあるし、安心して利用できるマッサージ店も入っている。1時間の全身マッサージで60元と、街中の人民対象大衆店価格よりやや高いが、日本語ガイドブックに載っているような店よりはずっと安い。割引された回数券もある。

そしてなんといっても特筆すべきは、サウナつき大浴場の存在だ。

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規模はやや大きめな銭湯程度で料金は10元。定期券もある。
この10元という価格設定が絶妙だ。決して観光客相手ではないことが分かる。バスタオルやハンドタオルもついてくるし、中にはボディソープやリンス入りシャンプーもある。

中国の家には風呂のないこともあたりまえで「浴池」と呼ばれる銭湯が結構あちこちにある。値段は5元から10元、北京のちょっと贅沢なスーパー銭湯的施設で15元だったので、10元というのは極めて妥当な価格だ。しかも、中は清潔で浴池とは安心感が違う。(私は以前、某中国地方都市の浴池で、お湯の汚れに湯船に入ることができなかった経験もある。)

残念ながら男女別に二つはないので、女性が利用したい場合はフロントに相談しなければならない。が、1時間この大浴場を1人で借り切る事ができれば、それはそれで贅沢な話だ。

1階には若杉という大きなレストランがあり、20元台から定食がある。末廣亭という小さな料理屋にはカウンターと数台のテーブルがあり、完全に居酒屋気分で飲むこともでき、価格も和食店としては十分に良心的だ。

ちなみに浙江省平湖市、緑陽大飯店の場所はここだ。


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ちなみに一般的観光名所は全くない
スイカの名産地だったことを記念して、街中に大きなスイカのオブジェがあったが、他に記憶はない。ただの中国の小規模地方都市だ。

ここまで書けばもうおわかりだと思うが、ここ平湖市は日系企業を受け入れていて、ここ緑陽大飯店は、やはり平湖で精密モーターの部品を作っている日本電産が日本人用に建てたホテルだ。だから街の中心部ではなく、日本電産の工場近くに建っている。周りはほぼ工場だらけと言っても良い。平湖市が日系企業を受け入れた経緯と実績については、平湖市のサイトが日本語ページを持っているので、そこを参照するのが一番だ。

日本電産と言えば「働き者集団」で有名だ。
このホテルも、そんな働き者たちを癒すための施設なのだろう。疲れをためては働けない。日本を離れた中国の田舎でばりばり働くためには、せめて住居や食事くらい日本を思わせる環境でなければ辛いだろう。

先に書いたようにこの緑陽大飯店は平湖市の郊外、中心部から数キロ西北に離れた工業団地にある。市街地までタクシーに乗ると20元もかかってしまうのだが、そこはこてこての日系、、いや、日本人租借ホテル、水洞埭(スイトンタイ)と呼ばれる飲み屋街まで1時間おきに無料のシャトルバスを出している。ここには15件もの日本式バーがあるのだそうだ。

もっとも単に日本の味が懐かしいだけならホテルの中で十分だ。

私が泊まった時には、日食観測のツアーが和食レストランを貸し切っていたため、本来ならそこで食べる和定食を、末廣亭で食べたのだが、23元の定食は味も良く、ビールもおいしく、日本人の板前さんはもちろん、ウェイトレスの中国人のお姉さんも完璧な日本語を話し、まるで日本の居酒屋にいるようだ気分だった。

ここ浙江省平湖市は、中国初の日本人街だと言う人もいる。
わかるなぁ。

日本人が経営に参加している中国のホテルには日航ホテル、他には小さな宿では桂林近くの老寨山旅館、四川省の成都観華青年旅舎(Sim's Cosy)に泊まったことがある。どちらも泊まって絶対に後悔しない、大変に素晴らしい宿だ。

成都の大学で日本語を教えていた知人は、日本人との会話に飢えるとSim'Cosyにわざわざ泊まりに行っていた。西安の友人は「清潔で健全な大きな風呂にのんびり入りたい」とメールをよこす。ここ緑陽大飯店では、その夢が叶う。

ちなみにこれだけの宿でも、水道の水だけは飲んではいけない。
冷蔵庫に無料のウーロン茶があるのでそれを飲むか、お茶を沸かして飲む。中国の水道水を日本と比べることが間違いなのだが、浙江省の水は、中国の中でもその質の低さに定評がある。

緑陽大飯店はラックレート(定価)でシングル・ツインが280元。朝食もついてくる。普通の朝食ブッフェなのだが、この朝食も日本人的に大変においしい。

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ここ平湖市へは、近隣の都市からバスが頻繁に走っている。
上海からなら、上海南駅横のバスターミナルが一番わかりやすい。おおよそ40分おきに高速バスが出発している。最も近い嘉興駅からローカルバスに乗る手もある。

中国で日本が懐かしくなったら、とりあえずここに来ればテレビと食事と大浴場だけは満喫できる。ツインで1泊280元は極めて良心的な価格だが、連泊割引もある。もっとも30日以上、90日以上だが。

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