世界、大人の社会科見学!

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スリランカ

2017スリランカ13 ホワイトブッダ登りキャンディの街を眺め下ろしたら刑務所を発見した件

2017/10/09

セバナシティホテルのスタッフは「街全体を見たいのなら、ここから1km少し歩いた裏山に見晴らしの良いお寺がありますよ」と教えてくれた。到着したばかりの街でその全体像を眺められるは悪くないし、ここから1kmというのも良い。その寺は ”Bahiravokanda Vihara” と言うらしい。よし、行ってみようじゃないか。

セバナシティホテル前の道を左に行き、分岐点を女子大側に歩き、坂道…というより舗装された山道を登る。1km少しとは言えそれなりにきつくはある。でも街が見下ろせることを楽しみに重い足を動かす。距離も短いしタクシーでも行けるのだが、基本私にタクシーという選択肢はない。

少しペースを落として30分程歩くと、やがて白い仏像と寺が見えてきた。「ホワイトブッダ」こと Bahiravokanda Vihara だ。

真新しいコンクリート感が目立つこの仏像は、1993年に建立された。この白さのために街のどこからでも目立つのだけれど、近くに来てもあまり重厚な印象は受けにくい。高さは10メートルくらいだろうか。そんなに大きなものではない。この場所は ”悪魔の丘 (Bahirava Kanda)” と呼ばれており、そこを治めるために建てた、という意味合いもあるのだそうだ。ふむ、それにしては最近だな。

靴置き場に少しチップを払い、入場料200Rsを支払い、境内を歩く。奥に祠があるぞ?

こちらは仏教寺院にしてはヒンディー風味が濃厚だ。更には電飾がミャンマー風味でもある。

しかし寺院本体の内部は、やはり仏教寺院らしく仏陀の生涯を描いたレリーフが飾られている。上座部仏教国の寺院ではよく見られる光景だ。

有り体に言ってしまえば、仏像も祠もレリーフも「ものすごく興味深い」ものではない。ここは「登って街を見下ろしてなんぼ」の場所だ。せっかく200RSも払ったのだからと、仏像の裏側にある階段を登る。

街を一望した最初の印象は「え、こんなものですか?」だった。

ずいぶん小さな街に見えるが、実際キャンディの街は小さい。街の中心であるキャンディ湖から街外れまでは1km程度の距離で、「どこにでも歩いて行ける」規模の街であることがよく分かる。中心部の市街地はキャンディ湖西端から半径500m程度だろうか。

お?

これは刑務所ではないか?

結構街のどまんなかに刑務所らしき建物がある。ここから見る限り、周りの建物に比べてそんなにぼろぼろでもない。刑務所マニアとしては、これは素通りできない。キャンディと言えば仏歯寺やキャンディダンスが有名だけれど、私はまずこの刑務所らしき建物を目指すことにした。

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