旅メモ 2017.9.30 東京拘置所の「矯正展」を見てきた件 ②
東京拘置所「矯正展」に出店しているのは、全国の刑務所だけではない。地元の自治会は正門前の一等地に焼きそばなどの売店を出してるし、
アクセスの悪い一番奥のエリアには、こんな店もある。プリンカレー、
拘置所レシピ弁当。
拘置所と同じレシピで作られたこのお弁当はかなりの人気で、広場の奥にあるのにも関わらず行列ができていた。その気持ちはよく分かる。東京拘置所の矯正展、やっぱりここでしか食べられないものを食べたいよな。
プリズンカレーは、エームサービスというかなり大きな会社の東京拘置所職員食堂事業所が作っている。正確にはプリズンスタッフカレーなのかな?
拘置所レシピ弁当の方は、グルメタイムという千葉県の九十九里に本社を置く弁当会社の市川支店のものだ。留置場は仕出し弁当で、拘置所や刑務所は受刑者が作る食事が基本だと聞いたこともあるけれど、仕出し弁当の日もあるのだな。
どちらも「よだれが出そう!」とまでは言わないけれど、十分おいしそうのだと思う。
もちろん出店している飲食店は拘置所系だけではなく、こんなのもあった。
どういう経緯で松屋が拘置所に来ているのかは分からないけれど、自由な食事が出来ない受刑者や差し入れ制限のある収容者にしてみれば、こういうB級グルメも結構魅力的な気もする。部屋から見えないといいけどねぇ…。
広場では車屋が自動車の展示をしている。この辺になると、もう「ご近所だから」くらいの理由しか思いつかない。
もちろん、この種の地域イベントには必ずと言って良い程顔を出す、自衛隊や警察、消防などのイベント軍団もいる。
自衛隊の広報では、装甲車体験の他に、
マニアも少なくない「ミリ飯(ミリタリー飯)」を暖め開封する展示を行っていた。
自衛隊のレーション展示と言えば、開封前の物ばっかりだった記憶がある。実際に暖めて開封したものは初めて見た。自衛隊広報、確実に進化してる。刑務所飯もミリタリー飯もかなりの人気で、中にはミリ飯の前で自画影りをしているおねえさんまでいた。
人はやっぱり食べ物には興味がわくのだな。日頃見られない特定の環境下の食事ともなれば、拘置所だろうと野戦食だろうと、見てみたいのは人情だよな。
とまた、長くなってしまったので、またまた続きは後日へ。