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スリランカ

2017スリランカ17 ダンスを見て紅茶を買ったらやることがなくなったので、列車でコロンボに向かった件

2017/10/20

初めて来るまで、キャンディは「聖地でもあり避暑地でもある居心地の良い美しい街」くらいに思っていたのだが、来てみると予想は外れた。

画像で見るとそれなりに美しいキャンディ湖は意外と汚れた水の人工池だし、スリランカの他の町に比べことさら涼しいと言うほどでもないし、なにより空気が悪い。仏歯寺がある聖地であるため街の規模に比べて人口や車両が多く、排気ガスで空気が汚れているのだ。

のどの弱い私はキャンディについて3kmも歩くとすぐにのどを痛め、それからはずっとマスクをして過ごした。地形が盆地であること、多くのバスなどがあつまることも、空気が汚染される原因なのだろう。街には排気ガスの匂いが多く漂う。

セバナシティホテルはお値段の割に快適だったし、キャンディでは「スリランカの聖地でもある避暑地で少しのんびり過ごす」プランもあったのだけれど、ここに長居したのでは喉、いや、体を壊す。残念だけれど、やるべきことをとっとと済ませて、最終目的地であるコロンボに行った方が良いのかもしれない。

 

というわけでやり残したこと1、キャンディアンダンスの鑑賞。いくつか劇場があるけれど、一応ネットで一番評判の良いところに行ってみた。

はい、ありがとうございました。

その起源は18世紀キャンディ王朝とそれなりに由緒はあるダンスなのだろうけれど、言っては悪いけれど「観光地にありがちな見世物」だ。もう一度1000ルピーを支払って見るかと言われれば、それは絶対にない。1回目も要らなかったかもしれないな。

 

次、やり残したことその2,ムレスナの紅茶の購入。

スリランカに言ったからと言って紅茶を買う必要があるわけなじゃないし、特にスリランカの紅茶だけが上質で他所で手に入らないというわけでもない。しかし形だけでも職場に何かを配らなければならない身として、かつ、エアアジアの7kg制限と戦う身として、紅茶は悪くない選択肢だ。

同じ紅茶ならスリランカ企業のムレスナは更に悪くない。日本に代理店もあるけれどしそんなにメジャーではないのも産物的によろしい。

ムレスナの紅茶なんて多分スリランカ大都市ならのどこでも手に入るのだけれど、キャンディの店は街が小さいわりに品揃えもよろしい。ムレスナ直販なので、50gで340ルピー(≒248円)と価格的にも安心だ。コロンボには工場もあるし何軒かの店もあるけれど、バスに乗ってわざわざ出かけるのも面倒なので、キャンディで買っておくのだ。日本ではティーバッグが多く
アルミパックのリーフでも80グラムで500円が相場なので1/2以下のお値段だ。

 

そして翌朝、やるべき事はやったキャンディからコロンボへの列車に乗り込む。

ちなみに時刻表と運賃は以下の通り。

列車(時間帯)にもよるが1等が500-1000ルピー、2等が280-600ルピー、そして3等が180-400ルピー。エアコンがあるのは1等だけで、快適さを求めるのなら、ここは数百円を節約する場面じゃない。もちろん他の旅行者も同じ意見のようで、列車は1等から埋まっていくらしい。そりゃそうだな。私もなんとか最後の1席だった1等を確保した。

 

ちなみにエアコンなしの2等はこんな感じで、

同じくエアコンなしの3等はこんな感じだ。3人掛けはやはり狭い。

もちろんキャンディからコロンボへもバス便は多くあり、エアコンつきのインターシティーで300ルピー。安い(時間の悪い)2等や高い(時間の良い)3等と近い値段になる。バスも悪くはないけれど、キャンディ・コロンボ間はスリランカでも最も便利な鉄道路線なので、ここで体験しておくのは悪くない。

 

列車は3時間程でコロンボフォート駅に到着する。

コロンボは大きな街で渋滞も少なくない。そんな中、都心であり交通の便が良く宿もそこそこ選択肢のあるフォートエリアに到着するのは、私にとっても便が良い。駅から今夜の宿までは約800m、歩いて10分少しの距離だ。

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