ソウル仁川空港の安上がりな過ごし方と安上がりな行き方と安あがりな空港宿
2017/08/21
ソウルの国際空港は羽田的ポジションの金浦空港と、成田的ポジションの仁川国際空港がある。
金浦空港は市内に近いし地下鉄が直接乗り入れていて何かと便利だが、仁川空港と金浦空港も高速道路とAREX と呼ばれる空港鉄道が走っていて、28分-33分で移動が可能だ。直通列車7900ウォン/一般列車3100ウォンのはずなのだが、未だに両方とも3100ウォンで乗ることができる。まぁ所要時間が5分違うだけ、あとはシートがクロスシートかロングシートか程度の違いだし、専用列車は1時間に1本というテイタラクなので、7900ウォンの料金が適用されるのは、ソウル駅まで開通してからの話だろう。
仁川空港からソウル市内へは空港バスが山ほど出ているが、「時間が読める」という意味では、このAREX+地下鉄が最強だ。なにしろ渋滞がない。ソウル市内の渋滞は以前ほど酷くはないとは言え、運が悪ければ仁川空港から蚕室まで2時間を超えることもある。地下鉄ではそのようなことはない。ついでに言えば値段も一番安い。窓の外が真っ暗で、移動に時間がかかるような気もするが。
やすらぎゲストハウスから金浦空港へは地下鉄で7駅。新亭駅から乗ってしまえば20分程度で到着する。仁川空港までも1時間見ておけば大丈夫だ。
さて、その仁川空港だが、金浦空港が空港兼ショッピングモールと化してしまった今でも、見るからに韓国の玄関口として、国際空港の顔を保っている。
保っているということは、中に入っている店も偉そうで、何かするのにお金がかかる、ということにもなりがちだ。
とりあえずコンビニが各所にあるので、そこで市内の値段(とほとんど変わらない値段)で買い物ができるが、レストランとなるとやや割高だ。マクドナルドやバーガーキングなどのファストフッドもあるが、空港職員御用達の韓国食の店といえば、地下1階中央にある「韓国風物市場」となる。
この店は入り口こそやや立派に見えるが、セルフサービスの韓国式軽食店で値段も安い。自分で食券を買って調理場のカウンターで受け取るスタイルな……
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ソウルの国際空港は羽田的ポジションの金浦空港と、成田的ポジションの仁川国際空港がある。
金浦空港は市内に近いし地下鉄が直接乗り入れていて何かと便利だが、仁川空港と金浦空港も高速道路とAREX と呼ばれる空港鉄道が走っていて、28分-33分で移動が可能だ。直通列車7900ウォン/一般列車3100ウォンのはずなのだが、未だに両方とも3100ウォンで乗ることができる。まぁ所要時間が5分違うだけ、あとはシートがクロスシートかロングシートか程度の違いだし、専用列車は1時間に1本というテイタラクなので、7900ウォンの料金が適用されるのは、ソウル駅まで開通してからの話だろう。
仁川空港からソウル市内へは空港バスが山ほど出ているが、「時間が読める」という意味では、このAREX+地下鉄が最強だ。なにしろ渋滞がない。ソウル市内の渋滞は以前ほど酷くはないとは言え、運が悪ければ仁川空港から蚕室まで2時間を超えることもある。地下鉄ではそのようなことはない。ついでに言えば値段も一番安い。窓の外が真っ暗で、移動に時間がかかるような気もするが。
やすらぎゲストハウスから金浦空港へは地下鉄で7駅。新亭駅から乗ってしまえば20分程度で到着する。仁川空港までも1時間見ておけば大丈夫だ。
さて、その仁川空港だが、金浦空港が空港兼ショッピングモールと化してしまった今でも、見るからに韓国の玄関口として、国際空港の顔を保っている。
保っているということは、中に入っている店も偉そうで、何かするのにお金がかかる、ということにもなりがちだ。
とりあえずコンビニが各所にあるので、そこで市内の値段(とほとんど変わらない値段)で買い物ができるが、レストランとなるとやや割高だ。マクドナルドやバーガーキングなどのファストフッドもあるが、空港職員御用達の韓国食の店といえば、地下1階中央にある「韓国風物市場」となる。
この店は入り口こそやや立派に見えるが、セルフサービスの韓国式軽食店で値段も安い。自分で食券を買って調理場のカウンターで受け取るスタイルなので、注文時韓国語か英語が必要になるが、メニューを見ればなんとかなる。試しにビビンバを頼んでみたが、貧相な器にぱっとしない味の物がでてきたが、街中とそれほど変わらない40000ウォンだったので、文句を言う筋合いはないだろう。
もっと手をかけた物を食べたければ、他に店はいっぱいある。ちょっと高くなるが。ちなみにこの店の「ラーメン(ラミョン)」は、韓国市内の安食堂同様、インスタントラーメンだ。
食事をしてもまだ時間をもてあましている人は、4階の展望ラウンジに行くと良い。喫茶店と一体化している展望ラウンジだが、とりあえず滑走路はチラ見できるし、それにここには4台の無料PCがあって、ネットを自由に使うことができる。無料だ。
とりあえず4階に上がり、このサインの奥に向かうと、
この喫茶店入り口手前に4台の無料PCがおいてある。
韓国でもあまり知られていないのか、どこも空いていないということはあまりない。
OSは韓国語のVISTAだけれど、AJAX IME を利用することで、日本語入力も可能だ。(現在はサービス終了)。VISTAでは日本語ページはまず文字化けなく日本語で表示されるので、普通の感覚でメールチェックやウェブサイトチェックができる。
とりあえずお腹を満たして、ネットでメールチェックやサイトチェックでもしていれば、時間つぶしには十分だ。特にネットは、2階の10分500ウォンのインターネットラウンジを使う必要はない。
それでも時間をもてあますなら、あとは15000ウォン支払って、地下1階のサウナ "spa on air"にでも入るか、空港から2分ほど離れた国際ビジネスセンターにあるカジノのスロットマシンで、残ったウォンを巻き上げられるのも自由だ。まぁそんな時間があるなら、金浦空港のごちゃごちゃしたショッピングモールを見た方が面白いとも思うが。サウナ "spa on air" は20000ウォンと安くはないが、とりあえず仮眠はできないでもない。女性用サウナには1万ウォンの追加でガラス戸の狭い個室もあるらしい。よほど時間がなければ泊まっても良いけれど、私なら1時間Arexと地下鉄に乗ってやすらぎゲストハウスの個室に18000ウォン支払って、無料のご飯とキムチ・海苔をいっぱい食べる。
ついでだが、どうしても仁川国際空港近くに泊まりたいと考える場合には、空港ゲストハウスを強力にお勧めする。シングルは4000円弱とさほど安くないが、ダブルなら1人2400円、ファミリールームは6人まで泊まれてこの場合はひとり当たり1300円程度だ。
大韓航空やアシアナ航空のヨーロッパ線などで、ソウルに1泊する場合、特にヨーロッパからの帰りはかなり眠いので、空港近くで泊まりたいことも多いだろう。どうせエアポートホテルに泊まっても送迎バスのお世話になるのだ。だったら空港から車で2分のここで良い。周りには何もないが、1階にはレストランもあるし、コンビニ、コインランドリーもあって何かと便利だ。シャトルバスも10分ごとに来る。
1時間AREXと地下鉄で移動する気力があれば、ひとり旅ならやすらぎゲストハウスまで行ってしまえば良いと思う。こちらなら18000ウォンだ。
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