日本で予約する青海チベット鉄道(青蔵鉄道)個人旅行記

 このサイトのリンクはご自由にどうぞ。しかし画像の無断転載はご遠慮下さい。(2008.1.29)

青海チベット鉄道(青蔵鉄道) - 青蔵鉄道- について

tibet_train.jpg青海チベット鉄道(青蔵鉄道)(青蔵鉄道)とは?

青海チベット鉄道(青蔵鉄道)は、中国では"青蔵鉄道"と呼ばれている、青海省西寧とチベット自治区首府ラサを結ぶ高原鉄道です。

標高5000メートルを超える凍土地帯が続くチベット高原1956?を駆け抜けるこの鉄道は、中国政府による地域間経済格差を解決するための「西部大開発」政策の代表的プロジェクトのひとつでした。

難工事が予想されていましたが、様々な技術を積極的に導入したことにより、貨物列車による実験営業を経て、当初の計画より約1年早い2006年7月1日に旅客を乗せての営業を開始しました。

 

青海チベット鉄道(青蔵鉄道)の歴史

チベット青蔵鉄道の計画自体は、1954年のチベット併合直後から計画されていました。
.
青海省西寧とゴルムドまでの814?を結ぶ工事は1958年に着工され、その後文化大革命などでの混乱を経て1979年に完成、1984年から営業運転されています。西寧から西に伸びるこの鉄道は、既に標高2-3000の高地です。しかし工事はゴルムドまで開通した時点で、一時中止されていました。青海省からチベットまでの陸路は現在鉄道に並行するように走る、ほとんどが片側1車線の名ばかりのハイウェイである時代が長く続きました。

 

青海チベット鉄道(青蔵鉄道)、ラサまでの延長工事(第2期工事)

長い間凍結されてきたチベット青蔵鉄道の延伸工事は、中国政府により2001年に決定され直ちに着工されました。この時期の中国は、開放政策により南部や沿岸部の所得が大変に高くなりましたが、経済発展にとりのこされた内陸部や農村部との経済格差が社会的な問題になっていた時期です。「西部大開拓」は、この経済格差を埋めるための中国の重要な政策であり、チベット青蔵鉄道の延伸は、その目玉事業のひとつでした。

現在ちょっとしたブームになっている「青海チベット鉄道(青蔵鉄道)」「青蔵鉄道」と呼ばれる鉄道は、この延伸された、ゴルムドからラサまでの1956?を指すことが多いようです。

tibetrail_googleerath.jpg

 


tibet_train_map

 上の地図は、左が "Google Map"(http://bbs.keyhole.com/ubb/download.php?Number=741404)、右が"日本語版wikipedia"(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%92%E8%94%B5%E9%89%84%E9%81%93によるものです。

チベット青蔵鉄道について、上の"日本語版wkipedia"にはこうあります。

工事の困難: 青蔵鉄道チベット区間は最高地点が海抜5,072m、その近くの唐古拉駅が海抜5,068mであり「世界一高い場所にある鉄道駅」となる。平均海抜は約4,500m、また海抜4,000m 以上の部分が960km もあり、このような高所に鉄道が建設されるのは世界でも例がない。まさに世界の屋根を走る鉄道といえる。 高所の土地は凍土となっており、ロシアやカナダの凍土研究も参考にして建設が進められたが、地球温暖化により凍土が融解した場合の安全性が不安視されている。 中国政府は20億元を投じて高原の環境保護にも努めていると主張している。

車両: 空気の希薄な地域を走行するため、航空機メーカーであるボンバルディアの技術を導入した与圧設備を持つ車両が投入されている。寝台車(軟臥、硬臥)には酸素吸引設備が用意され、吸入チューブが無料で配布される。軟臥には個人用液晶モニターが設置されている。紫外線対策、落雷防止装備も設置される。車内のトイレは身体障害者用も設置され、垂れ流し式ではなくタンク式としている。 列車は最高160km/h(海抜5,000m 以上の区間では80km/h)で走行する。また、医師、看護師も同乗して高山病対策を行っている。

展望: 青蔵鉄道の開通により、チベット産業の支柱である観光業が飛躍的に発展することが予測されており、またチベットと中国他省との物流が大きく改善することにより、チベットの産業開発全般にも寄与することが期待されている。 一方、チベットへの漢族流入が促進されることで、チベットの「漢化」が一層進み、独自の文化が破壊されることが懸念されている。また軍用車両も運行され、軍事物資、人員を運搬する主要幹線としても使用されている。チベットに存在する豊富な天然資源の輸送路としても活用されている。 なお、今後は青蔵鉄道の支線がシガツェ市まで建設される予定であり、その路線は最終的にネパールとの国境、更にカトマンズまで延伸される計画となっている。


(日本語版wikipediaより引用)

 

このサイトについて

このサイトは、私が2007年1月から2月にかけて、チベット青蔵鉄道でラサまでの旅行をした際の記録です。

当初はブログの形で少しずつ書いていたものを、サイト化にあたり、青海チベット鉄道(青蔵鉄道)の概略や予約方法、更には最新事情などを加筆訂正し、メニュー/サイト化しました。「いつかは青海チベット鉄道(青蔵鉄道)でラサを訪ねてみたい」と思っている方のお役にたてるように、日本で可能な予約手配から、高山病対策、経由地の観光情報などを、ブログをベースに再構成・再編集しました。特に車内施設・設備の画像量などは、日本はもとより国外のサイトと比較しても遜色がないものになっていると、多少の自負を持っています。

ブログの内容を中心に再構成した関係上、文体が不統一であったり、内容が重複する部分もありますが、ブログを書いた時の感想を可能な限りそのままお伝えするため、また、情報は少ないより多い方が良いと考え、その点については修正をしていません。多少読みにくいところもあるとは思いますが、ご理解・ご容赦ください。

.



このサイトはリンクフリーです。ご自由にどうぞ。またメールはこちらまでどうぞ

プライバシーポリシーについて。 本サイトでは、Google Adsense社等の広告を配信しています。 このため、広告配信プロセスの中でデータを収集するために、Cookieやウェブビーコンを使用しています。
もし、第三者にデータ送信を行いたくない場合は、ブラウザのCookie機能をオフにしてアクセスしてください。詳しくは、Adsense公式プライバシーポリシーをご覧ください。 http://www.google.com/intl/ja/privacy.html

©2007 "日本で予約する青海チベット鉄道(青蔵鉄道)個人旅行記” all rights reserved.
[PR] 在庫整理!? 資金確保!? 1年365日福袋を買える場所があるんです!

[PR] [楽天カード]年会費・入会金永年無料全員にもれなく楽天市場で使える2,000円分のポイントプレゼント!