・1997 北インド(デリー、バラナシ、アグラ、タイ)17日間
この記録は、書き方も文体も今までと全く違います。
過去参加してたMLに投稿したものをまとめたです。
おかしな書き方も目立ちますが、ご容赦ください。
この旅行記はページ数が多いのでメニューをつけました。 1."到着"、2."鉄道"、 3."国内線飛行機"、4."バラナシ観光1" 5."バラナシ観光2"、 6."バラナシ観光3"、 7,"その他いろいろ、アグラ" |
4 「Varanasi 観光1」
利用したのホテルは"Hotel Clarks Varanasi"
「1950年オープンの格式ある5つ星ホテル。広い部屋と高い天井、緑の多い庭がゆったりとして落ち着いた気分にさせてくれる」(地球の歩き方 インド)。日本のREP、サンヨーインターナショナルで予約。デラックスツインUS$110 + エキストラベッド US$15。
ホテルだけは良い所を、とここにしたのだが、格式はともかく設備の古さは隠しようがない。確かに部屋は広めだし、天井は高いけれどさ。バスルームも
薄暗いぞ。せめて蛍光灯はやめて白熱球にしてくれ。わびしくてかなわん。外見だけからの判断だけれど、"Hotel Taj Ganjes"や"Hotel Ideal BestWestern"
の方が立派に見えたな。コロニアル風の"格式"なんで我が家には不要なのだ。今度はBest Westernにでも泊まってみよう。
ホテルに入り、少し時間があるので洗濯屋及びレストラン探しを兼ねて散歩。結構大きいナイロンバッグはここ数日分の洗濯物でいっぱい。ゆったり散歩をしていたところ、道に迷う まぁ迷うという程ではないのだけれど、この辺は広い敷地の建物が多く、迂闊に歩くと大層な遠回りになってしまうのだ。近くを歩いていた人の良さそうなインド人に道を尋ねる。「私もそちらに行くところだ」とのことで一緒に散歩。世間話。話が盛り
上がり、「良かったら私の家でお茶でも飲まないか」と誘われ、ついて言ったらシルク屋だった 。なんたる間抜け。自分からキャッチ
セールスに声をかけるとは。(苦笑)
親父の店は新市街 Varuna Bridgeの側、電気屋の2階にある。なんでもオクダエイジが「深い河」撮影の時入り浸っていたそうで、パンフレットや 各種サイン、さらには「この店でベッドカバーを4枚も買ってしまった」との奥田さんのご署名。確かにこの親父は押しつけがましくなく、日本人 好みだとは思うが。
親父「オクダサンはとてもいい人。有名な俳優なのに優しくて穏やか」
親父「オキタヒロユキはお酒ばかり飲んでいた。あれはいけない」
親父「秋吉久美子(この字は知ってる)は、ちょっとコレね」
(鼻を高々と伸ばした仕草)
お茶を頂いたらささっと帰ろうとは思ったが、「別に買う必要はないけれど良かったら見ていってくれ」の言葉に妻が惹かれ、シルクのショールなどを
見る羽目になる。インドに良くある押しつけがましさはない。妻は「どうせ
買うんだから」とシルクのショール2枚、テーブルクロス(かな)1枚を購入。
Rs730。負けてもらってRs700。Clarksの売店に比べれば1/3以下の値段だったけれど、本当に安いのかどうかは分からない。何しろシルクの善し悪しが全く分からないのだ とにかく目をしっかり見て、ムラがなく密なものを選ばせたつもりではあるが,,,
おじさん曰く「私の一番の仕事は西ドイツへの輸出。それに比べたら店売りなど大した儲けではない。信じなくても構わないが、これ(ショール)の仕入れ値はRs200だ。あなたにはRs230で売っても構わない」。うーん、いかがわしい。ついでにこの親父さん「地球の歩き方」ライター氏の名刺まで見せてくれた。この次の「歩き方」でこの店が紹介されるのだそうだ。なるほどねぇ。
買い物の後、電源変換プラグと洗濯屋を探すが、日曜なのでどこも閉まっていた。雑貨屋でいろいろなプラグを探させるなど、確かに親切な人物ではあったな。
親父さんご推薦のレストラン(名前は忘れた。"アシアナ"に似た名前。Raji Bazra RdとThe Mallの交差点添い。ブランコのある庭が目印。)
カレー2種、焼きそば、ご飯、ロティ、お茶、水。Rs170位。入口土間に
おもちゃ(車、揺り椅子など)が置いてあり、子どもたちは喜ぶ。