SUZUKI GN125 のエンジン音
1どうもGN125のエンジンは静かではないらしい。
日本で1999年まで作られていたGN125のエンジンは、"F401"という型だ。
ちなみにスペックは、F401型 4サイクル空冷SOHC単気筒124cc、(57.0mm x 48.8mm)、圧縮比9.5:1 となっている。
まずはエンジンを右側から見てみる。
左側から見る。
プラグ。型番は NGK DR8EA (ネジ径12) が適合するらしいのだが、ソースによってはネジ系10という話もあった。どっちが本当だかはまだ分からない。はずしてみれば一発なのだが。慣らし運転が終わったらイリジウムにでも変えてみるつもりなので、その時に真実は明らかになる。^^;
オイルはここから入れる。
850ccが定格らしい。私はバイク本体はそこそこ信頼しても、大陸の電装部品や消耗品は正直あまり信用していない。ならし運転が終わったら、国産のオイルを入れるつもりだ。
タンクには一応リザーブがある。
容量は納車の時に2Lと聞いた。リッター40km強が本当なら、2リットルもあれば100q近くはしることになる。リザーブに切り替えてからも油断しそうだ。
しかし中国でのライセンス生産になったGN125は2005年にエンジンが改良され、キャブレターが変更され、出力が11.5psから12.5psへと向上した。これが今私の乗っているGN125Hだ。そしてこのとき、エンジン音がどこまで考慮されたかは分からない。少なくとも日本の事情ではなく主に中孫の事情に合わせているのは間違いないだろう。
(ちなみに2006年より22ヶ所の改良が行われたGN125Fが発表されており、現在GN125Hが日本で僅か13万円台から販売されているのにはこの辺に秘密があるように思われる。)
自慢ではないが、私はGN125Hがどの程度うるさいのか静かなのか分からない。昔乗っていたYAMAHA RD-50のようにビービー鳴りはしないし、かといって教習車であったCB400の用にシュル系の音でもない。
どう説明して良いかがまるで分からないので、動画をアップすることにすることにする。とりあえずツーリングがてら、比較的静かでかつ音を出しても良さそうな場所を探した。周りに人家や牛舎、鶏舎、パンダ舎がないことを確認しエンジンを回す。
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時々聞こえる「カラカラ・カタカタ」音は、キーホルダーの鍵が振動でフレームに当たっている音だ。デジカメで撮影しているので音はあまり良くないとは思うが、おおよその雰囲気はつかめていただけただろうか。
ついでと言ってはなんだが、アナログなギアのインジケーターも撮影した。
せっかくなのでご覧いただきたい。
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いかにも「中華人民共和国」という感じなのが泣かせる。
が、結構便利だしないと困る。日本で作り続けていれば間違いなくLEDだっただろう。
でも、私はこんなGN125Hが好きだ。
もし倦怠期に入っても、新車で138,000円という事実が、多少のことには目をつぶらせるような気もしないではないが。^^;
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