SUZUKI GN125

GN125、原付2種東北耐久ツーリング 1日700q走行が何じゃ!

2,ルートマップと意図、中華GN125耐久実験

これは私の事実上初めてのツーリングだった。

高校時代からしばらくYAMAHA RD50などの原付に乗っていたため、ツーリング経験は皆無ではない。しかしそこは制限速度30kmの原付、基本的には日帰りで、たまに1泊するのが経済的に限界だったのだ。だがこの年になれば宿代くらいは捻出できる。


とはいえ、観光旅館やビジネスホテルに泊まるのは嫌だった。

海外では1泊$2〜10の宿に泊まるのに、国内だと$50かかることに抵抗を感じていたし、なにより今回は安くあげたい。さすがにテント泊はためらわれたので、素泊まりで1500-3000円の宿に泊まることを基本とした。
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また、今回のツーリングには、中国製のSUZUKI GN125H の性能を試す意図もあった。

このバイクを買ったとき、誰かが「20000km走ればいいね」とか「すぐにエンジンが焼けるのでは?」などと、多少ネガティブな感想を漏らした。確かに最新の国産バイクよりは性能が劣るかもしれないが、日本で開発・設計され世界のベストセラーとなったGN125H、そんなに簡単に壊れるようなバイクではないはず。今回はそのことも確認したかったため、多少強行日程も組んだ。

特に初日がきつい。

これは気分が高揚しているうちに距離を稼いでゆっくり南下しよう、また長時間連続走行の実験は早いうちに済ませておこうという魂胆だ。万一トラブルがあった場合には日程に余裕がある方が良い。


そんなこんなで首都圏から北海道の南端まで、1週間で走り抜けた。帰ってきたばかりの感想だが、1週間あればもっと走ることができたはずだ。特に八戸から喜多方までは、次の宿泊地までの距離が少なく、特に観光を目的としない私は時間を持てあます場面も会ったほどだ。そういう距離感も今回のツーリングで獲得することが出来たと思う。

GN125Hは高速道路を走ることができない。

ツーリングする人は基本的に高速より下道を好むようだが、疲れた時の逃げ場として高速道路を使うこともあるようだ。高速に乗るかどうか迷った、という話も聞いた。しかしGN125Hに選択の余地はない。ひたすら下道を走る。だいたいそれでなくとも高い高速料金を、ETCもなしに車と同額支払うのは癪だ。高速道路を走れないことは、かえって迷いがなくて良かったのかもしれない。
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bike3.jpg 今回の初ツーリングは大変に楽しかった。
体は多少きついこともあったが、楽しさが大きいので全く苦にならない。むしろ今は「次はどこへ行こうか?」などと考えている。

こんな今回の私の初ツーリング、「そこまでしなくとも良い」と言われるほど細かく報告していこうと思う。


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