SUZUKI GN125

GN125、原付2種東北耐久ツーリング 1日700q走行が何じゃ!

3、無謀な初日/首都圏-青森700km

ツーリングの目的地は東北地方だ。

当然北を目指さなければならないが、長距離ツーリングの経験がない私には、どこまで行くことができるのか、あるいはどこまで行くのが適当なのか判断がつかない。


だいたい高速を使わずに走った北限が仙台までだ。
あの時は確か、朝の8時頃に家を出て夕方到着した。途中渋滞につかまったせいもあったので、今回は早朝3時台と夜明け前に出発する。こんな時間の出発は、よほど気持ちが高揚していないと不可能だ。

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ちょっと迷ったのだが、ルートは素直に国道6号線にする。仙台に行ったときと同じルートの方が安心だし、車とバイクの速度の違いが分かるからだ。


2時間ほど走ると、初ツーリングの前途を祝うかのように雨が降ってきた。


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お腹も空いたので、6号線にやたらと目につく「すきや」で朝食。280円は安い。今回のツーリングには「いかにお金をかけないか」という重要なサブテーマもあるので、一番安い朝食セットを選ぶ。こういう節約が楽しいのはどうしてなのだろう?

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ついでにレインスーツとブーツカバーを着込み、鞄に東京都の保証付き高級防水カバーをかける。これで雨も怖くない。

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朝8時頃、相馬市で1回目の給油。
走行276km、補給8.26L。燃費はリッターあたり約33km。
期待していた程燃費が良くなかったのは、エンジンを無節操に回し続けていたからだろうか?

回転を下げれば多少燃費も良くなる気がするが、初日はSUZUKI GN125H の耐久テストを兼ねての走行なので、あまり燃費は気にしないことにした。むしろエンジンがどうなるかが気になる

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9時頃仙台市到着。

出発からおよそ5時間半だ。仲の良い友人もいるのだが挨拶もせずに通過する。ちょっと残念だ。ちょっと驚いたのは、早朝発とは言え想像以上に早く仙台に到着したことだ。下道では車よりバイクの方が速いようだ。

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12時30分頃盛岡市到着。想像以上に早い。

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ちょっと運転にも疲れお尻が痛くなってきたので、観光を兼ねて昼食休憩。わんこなどという人件費そばには感心はなく、じゃじゃ麺で有名な白龍(パイロン)を捜す。

th_pairon_new.jpg 日曜休業。

9時間30分走ってこれは辛い。と思ったら、営業している支店があるらしい。

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一方通行の多い道を迷い、なんとか捜し出す。デパ地下だ。結構地元の人が行列を作っている。

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この店のじゃじゃ麺は、先代が中国で食べた物を復元しようとしたとのことだ。確かに中国ではこういう麺も多い。特製の味噌と生姜が載っているので、あとは酢、ラー油、ニンニクなどを好みで加えて混ぜる。自分で味を調えるので好みからは外れないし、小350円から大550円という価格も良い。

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本日の観光、終了。


食後、バイクにもごはん。
人間とバイクが似たようなリズムで食事を摂るのがなんだかうれしい。走行271km、給油7.17L、燃費37km。

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店探し、行列、食事、休憩で2時間少々経過したので、気合いを入れて北を目指す。

このペースなら今日中に青森に着くことも可能だ。

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青森で泊まるならと目をつけておいた温湯温泉には、まだ陽も高い5時30分頃に到着した。

夜明け前に出発したおかげで、日没前に到着できたし、早朝の出発は正解だったようだ。


本日の走行、およそ700km、所要時間は休憩込みで19時間弱。


愛車GN125Hからは全く違和感を感じない。
中華GN、やるではないか!

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