SUZUKI GN125

SUZUKI GN125 の概要


SUZUKI GN125 は国産車でした。

SUZUKI GN125は、1982年に発表されたアメリカンタイプの125ccバイクです。

20年間近く国内で生産・販売されてきましたが、国内に於ける原付二種の加速・騒音規制などで販売代数が減り、1999年ついに国内に於ける販売を中止しました。その後も輸出用に国内生産はされていましたが、数年後その国内生産も中止となり、現在では中国の「大長江集団」という会社が、OEM生産をしています。

 

SUZUKI GN125 国産型'(GN125E) のスペック

型式 NF41A
製造期間 1982年 - 1999年
エンジン F401型 4サイクル空冷SOHC単気筒124cc (57.0mm x 48.8mm) 圧縮比9.5:1
エンジン性能 13ps/9500rpm 1.0kgm/8500rpm
全長 1,945mm
全幅 815mm
全高 1,110mm
軸距 1,275mm
シート高 738mm
車両重量 113kg
サスペンション フロント・テレスコピックオレオ
リア・スイングアーム
60Km/h定地燃費 64km/L

 

GN125は中国国内で大人気となり、様々なコピーバイクが現れました。
しかし、GN125はこの種のコピーバイクではありません。OEM先こそ大長江集団ですが、れっきとしたSUZUKIのバイクです。日本で採算ベースに乗る製造・販売が不可能になった今、125ccが大人気の中国にその舞台を移し、未だ進化を続けています。

中国ではGN125をスポーツタイプにした EN125 (これも逆輸入販売されています) 、 そして、事実上の後継機種となる QS125 も発表され、 その将来が楽しみでもあります。


日本では、騒音規制と加速機制のため、125ccのバイクはほとんど売れていないのが現状です。スロットルを回しても全開にならない、そして馬力も一桁台に落とし、しかも250ccとそう変わらない値段では、任意保険が安くなることしかメリットがなく、当然の帰結でしょう。現在日本で発表されている原付2種のうち、クラッチレスのスクータータイプ(カブなども含む)でない125ccバイクは、僅か60車種しかありません。

中国で生産去れ始めたGN125は、日本でのGN125Eというタイプを、日本国内生産の最終型と同じ形で生産されていましたが、2005年には、キャブレターの設計を変更しエンジン出力を11.5から12.5に向上させた GN125H と言うモデルに、また翌2006年には、22ヶ所の大改造を行った GN125F が発表されました。これらは逆輸入の形で日本国内でも僅かですが流通しており、新車13万円台と安価に手に入るものは、一つ前のモデルであるGN125Hです。

 

このサイトでは、日本国内ではまだ情報の少ないこのGN125の紹介をしていきます。

 

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