2006 タイ /バンコク・クラビ (Nasu 4歳)
8 エアアジア 搭乗客
(2006.8 クラビ 8 natu4歳)
安さが売りのエアアジア、機体に "NOW EVERYONE CAN FLY" と書いているだけあって、実に EVERYONE が FLY している。
これは個人的にとても歓迎するべきことだ。もう21世紀なのだから「飛行機=ぜいたく」などと言うのは止めにしたい。事実世界ではどんどん Low-Fare-Airline が登場しているし、航空券の価格も下がっている。
CAだって競争率の高い高給の仕事ではなくなりつつある。日本ですらそうだ。CAが人気で高給なのは、後進国の特徴と言っても良いような気がする。アメリカでは「大学を出たのにCAにしかなれなかった」という話すら聞いた。別に卑下する必要は全くないとは思うが、妙なステータス意識がなくて「飛行機が好きでたまらない」という人がCAでいてくれた方が、フライトも楽しくなると思う。
とまぁ航空運賃はどんどん安くなり、バスに近い乗り物となってきた。それに伴い、機内の雰囲気もなんとなくバスっぽくなる。
それではと我が家の娘たちを見ると、ものの見事にだれきっている。
素晴らしい。
ただ、飛行機の低価格化はまだ我々庶民に完全には定着していない。その証拠のひとつが乗客のマナーだ。昔アジア線の団体ツアー客がそうであったように、なぜか全員早く乗って早く降りたがる。従って、着陸するや否やあちこちでシートベルトをはずす音が聞こえる。
下はクラビ到着直後の映像なのだが、まだシートベルトのサインがついているのがお分かりいただけるだろうか?ま、これだけたくさん立っちゃたら、もうどうしようもないんだけどね。^^