2006 タイ /バンコク・クラビ (Nasu 4歳)
中華航空にて帰国
(2006.8 クラビ 17 natu5歳)
休暇も終わり、家族旅行も終わる。
今回はかなり頻繁に移動をしたので、多少疲れたがいろいろな体験ができた。週単位でのんびりリゾートも良いが、こういう移動型の旅行も悪くない。今から思い出しても「あ〜、旅行した〜!」という気分になる。
今回の帰国便は台湾の中華航空だ。
バンコクで買う日本往復のチケットではバングラディシュ航空が最も安上がりで、次に安く快適なのがキャセイだったのだが、大幅に値上がりしてしまった。キャセイが高くなってしまった今、毎日飛んでいてそこそこ安値なのは中華航空しかないのだ。バンコク発券の航空券も年々使いにくくなってきている。
中華航空はバンコクを朝に出る。台北乗り継ぎだが時間的に楽だ。特に小さな子ども連れの場合、機内で眠らなければならない夜行フライトはきつい。一人ならともかく、子どもの様子を見ながら深夜便に乗るのは出来れば避けたいのだ。乗り継ぎをしてでも朝便に乗りたい。
台北まで約3時間、台北から成田まで約3時間。特に何が良いという訳でもないが、少なくともエコノミークラスのシートピッチは行きの全日空よりは広めだ。
台北の中正機場は数年前に第2ターミナルができ、ずいぶん明るくなった。今までが陰気くさすぎたのだけれど。ターミナル間にはシャトルもあり、乗客は楽に移動ができる。
さて、新しくなった空港の子ども用施設はというと、まずベビールームはあった。それほど充実してはいないが、おむつの交換や授乳には困らない。
こどもの遊び場もある。
ただし気をつけなければいけないのは、これは到着フロアにしかない。場所はトランジットゲート(乗り継ぎ)の側。基本的に「子連れ乗り継ぎ客へのサービス」と空港は考えているようだ。乗り継ぎ時間があって子どもを遊ばせたいときには、決してトランジットゲートを通ってはいけない。戻れなくなってしまう。
どうやらこの部屋の稼働率は低いらしく、空港職員の休憩・昼寝場所と化している。明かりが消えているのでスイッチを入れたら、昼寝中の職員が「無念」とばかりに起こされてどこかに行ってしまった。申し訳ない。
出発フロアには潔く何もない。嫌になるほどブランドショップなどが並ぶ。最近整備された空港にはブランドショップが多いが、そんなにみんな買い物するのかなぁ? 遊び場といえばこんなものしかなかった。「歓楽童趣共和国」などといっても、他にはなにもない。ただの記念写真用首だし看板だ。これだけで「共和国」を名乗るのはどうかと思う。
それやこれやで、今回の恒例夏タイも無事に終了した。
我が家の手元には、今バンコク行きの片道チケットが残っている。しかし、来年は長女と長男の受験だ。長居はありえない。17年間続いた家族全員そろっての多少は長めなタイ旅行も、もしかしたらこれが最後になってしまうのかもしれない。
少し寂しいが、こどもの成長を素直に喜ぶしかないのだろうな…。
レポート「2006.8 タイ」はこれで終了です。長々とおつきあい、ありがとうございました。