16年間50回500日間以上の海外旅行経験を元に、子ども・赤ちゃんと行く海外旅行のノウハウと旅行記をまとめています

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2006 北タイドライブ (Nasu 4歳)


この旅行記はページ数が多いのでメニューをつけました。

1  「eTicket / Eチケット」
2  「成田でフライトキャンセル」
3  「全日空953便 バンコク行き 」
4  「バンコク - タイスキとフードコート」
5  「ドンムァン空港でレンタカーを借りる」
6  「空飛ぶ野菜炒め ピサヌローク」
7  「タイの脱力寺 ワット・ターウェット」
8  「峠を走る ピサヌローク 〜 パーイ」
9  「メーホンソンでひと休み」
10  「国民党の村 Ban Rak Thai」
11  「首長族」の村へ」
12  「首長族」の村 "MAE FAH LUANG"」
13  「旧日本軍博物館 - クンユアム 」
14  「供給過多 - チェンマイ 」
15  「チェンマイ動物園のパンダ 」
16  「日本食 宇宙堂  - チェンマイ」
17  「初めてのお祈り  ドイステープ - チェンマイ」
18   「ナイトサファリ - チェンマイ」
19  「チェンマイ 〜 バンコク ドライブ」


 

16  「日本食 宇宙堂  - チェンマイ

 

 我が家は基本的に食べ物に文句は少ない。

  そりゃおいしい方が良いに決まってはいるが、旅先で食べられる物が制限されても、さほど苦にならない方だ。インドで2週間ロティとカレーしか食べられなくても、それはそれで結構満足できていた。 似たようなものを食べているうちにその中にもおいしい物やイマイチな物が分かるようにもなり、味覚が広がる、ということもある。

  ましてや、タイは食べ物がおいしく料理の種類も豊富だ。たかだか2週間程度、毎日タイ料理を食べても全く苦ではない。むしろ日本ではできない贅沢をしている気分になる。

  しかし、旅先に日本料理店があると、ついふらふらと引き寄せられてしまうことも事実だ。やっぱり日本人、生まれた時から食べてきた味は魅力なんだよなぁ。


  タイはローカル料理が十分おいしいのに、日本料理店も豊富にある。しかも、それなりにおいしくて日本より安いことも少なくない。なんとも贅沢な話だ。

  例えばバックパッカーの皆さん御用達の 竹亭 レストランでは、200バーツ(約600円)で松花堂弁当に近いもの(竹亭弁当)を食べることができる。市内何カ所かにある 菜の花 ではもう少し贅沢な弁当が350バーツ(約1000円)、しかもどちらも十分においしい。

http://www.taketei.com/
http://nanohana.ycsjp.com/



  タイでは今日本食がちょっとしたブームで、タイ資本の和食レストランチェーンもある。"OISHI"レストランチェーンは「なんだか和食みたいなもの」が主だが、"Fuji"レストランになると、そこそこ和食と呼んで良いものがでる。西アフリカを旅行中に"Fuji"に出会ったら、9割の日本人は涙を流しながら貪り食べるだろう。

http://www.oishigroup.com/profile_en.html
http://www.fuji.co.th/

 


 チェンマイにもたくさんの日本料理店がある。 Fujiから高級外国料理型日本料理店まで様々だが、そんな中旅行者に絶大な支持を得ている店がある。宇宙堂 だ。

uchu_ent.jpg

 

 

 

 

 

 

  宇宙堂が支持されている一番の理由は、手頃な値段で家庭風料理が食べられることだ。旅行中は鮨や懐石より定食のような軽い物を食べたいという気分になることが多い。ここでは、焼き魚やカツ、焼き肉などの定食がB100から食べられる。しかもごはんとみそ汁はお代わり自由だ。(← これはポイントが高い!)
もちろん麺類や一品料理もある。どのメニューも和食としては高くはない。


  第2の理由は、豊富な日本語の本やマンガがあることだ。旅行中、日本語の活字に飢える人は少なくない。ここに来れば思う存分本やマンガが読める。

uchu_tabelbook.jpg

 

 

 

 

 

 

 



  そして第3の、しかし我々にもっとも重要な理由は、現地の最新情報が手に入ることだ。チェンマイは在住日本人多くが日本語のフリーペーパーが複数発行されている程だけれど、一番信頼できるのはやっぱり現地での口コミ。旅行者が集まっていれば最近の情報を聞くことができるし、店の人も色々なことを教えてくれる。これが大変ありがたい。以前雲南の旅行記で紹介した「菊屋」と良く似ている。



  宇宙堂は最近オーナーが替わり、ルチラーさんというタイ人女性が店を任されている。日本で4年間働いていたことがあり、またタイの日本企業で働いていたこともある、完璧な日本語を話す方だ。日系企業での仕事は収入は良かったけれど、タイ人と日本人の板挟みになるのが辛くて、この仕事に変わったとのこと。

「マイ・サバーイ」だったのだろうな。しかしこういう身軽さが、滅私奉公一社一生の日本人にはちょっとうらやましい。

uchu_card.JPG

 

 

 

 

  ルチラーさんは最近店を任されたばかりだ。ウェブサイトもないし、注文した看板もまだできあがって来ない、そんな状態らしい。

「でも自分なりに店を整えて、家庭料理を楽しんでもらえるようにしたいんですよ」と言った彼女は、ちょっと楽しそうだった。

  なんだかうらやましいなぁ。

 



 

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